今、NBAのプレイオフの

ニックス対ペイサーズの

Game5の録画を見ています。

今シーズンはレギュラーシーズン

は週2試合、しっかり試合を

定期的にフルで見てきたので、

なんだか久しぶりにプレイオフも

濃密に楽しんでいる感じです。

 

これは、何度か書こうと思って、

でも、書くたびに削除して投稿せず

という形だったのですが、

スポーツを見る上で、優勝

ということに対して、いろいろ

考えることがここ数年で増えて

きました。

 

チームの優勝が大事だということは

思ってはいるものの、しかし、

「全然活躍できていない選手が、

5年目でようやく芽が出た。」

ということのほうが、チームの

優勝よりなんなら嬉しいみたいに

思うことも多いというここ数年

なんですね。強いチームが

巨大補強をして、10年で

8度優勝するのを見る

よりも、いろいろな

チームが替わるがわる

優勝するほうが内心

喜ぶという面は自分の

中ではあります。巨大補強を

して7年で5度優勝したと

しても、正直ほとんど

喜ばないし、ほとんど

興味も・・・という思考に

なっているというか。

だったら、若い世代の

選手たちを引き上げていく様子を

見るほうが嬉しいというか。

ベテランや中堅も大事だという

のはいつも書いてはいるんですが。

 

NBAでここ30年以上見てきて

思うのは、90年代に

勝てなかったダラスが

2011年に優勝したり、

2015年にウォーリアーズが

勝った時は、たしか40年

ぶりの優勝で、バックスが

数年前に勝った時は

50年ぶりの優勝で、ラプターズ

なんかは、90年代は

お気に入りのデイモン・

スタウダマイアーなんかがいた

時は、優勝なんて夢のまた

夢でしたが、数年前に

優勝をした。ブルズも

90年代は6度優勝しましたが、

ローズなどが全盛期の2010年代

前半には優勝はできません

でしたが、60勝以上した

シーズンもあり、優勝を

夢見られる時期もありました。

ペイサーズは今ニックスと

闘っていますが、ペイサーズも

10年ちょっと前は、レブロン達が

全盛期のヒートと死闘を繰り広げて

いましたし、いいメンバーも

揃っていました。あそこも優勝を

狙える戦力がありました。まして

ペイサーズは2000年にファイナル

でシャックとコービーなどが率いる

レイカーズと対戦して敗れている

わけですし。

 

MLBでも、2004年にボストンが

優勝したのが、86年ぶりで、

2005年にはシカゴ・

ホワイトソックスが88年ぶりに

優勝、2016年にはシカゴ・

カブスが108年ぶりの

優勝ということで、もう

そうなると生きている間には

一度もそれらのチームの優勝は

見られなかった人たちもいる

ということになりますね。

 

ヨーロッパのサッカーも

ドイツで10連覇するチームも

あるみたいですが、それなら、

何年か前みたいにプレミアリーグ

でレスターがもう100年に

一回かとかいうくらいの

奇跡で優勝するほうが、

嬉しいというのはありますし、

あの時は、シーズン後に

NHK-BSの特集を録画して

保存もしましたし、レスター

所属だった岡崎慎司選手の

「未到 奇跡の一年」

という本も当時買って、

今も手元に持っています。

 

 

戦力補強をして、バスケなら、

3人か4人かオールスター級の

選手が集まって、それで勝つ

みたいなことも2000年代の

セルティクスとか、2010年代の

ヒートとか、デュラントが

加入した時のウォーリアーズとか、

ありましたが、ウォーリアーズは

デュラント以外の主軸はみんな

ドラフトで獲得した選手だった

ので、それは理解できたところは

あります。2010年代に、2012年

にヒート対サンダーという

ファイナルがありましたが、

あのサンダーも

デュラント、ハーデン、

ウェストブルックという

今考えると、信じられない

トリオがいましたが、

彼らの全盛期があの5年後という

ことでは、その全盛期に3人が

一緒に揃うことはなかった

というのは惜しかったですが。

 

NBAやプロ野球などを見ていて、

どこが優勝するかということも

大事ではあるものの、優勝、

それこそが最大の目標で、

それこそが重要なんじゃないか!

って言われそうですが、どっちか

というと、優勝よりも、

個々の選手がどれだけ躍動するか

ということのほうに視点が

近年は自分の心の中では

向いている感じはします。

自分の中では。若い選手たちの

躍動とか成長に凄い喜びを

感じるというか。世代交代が

なかなかしない、日米欧の

いろいろな分野のことを思えば、

そういうことは思います。

過去や昔の話も自分自身大好き

だし、大事ではあるものの、

「昔のほうが優れていた」とか、

そんな話とか、昔の話、それ

「ばかり」になると、今のことが

最新のことが置いてけぼりに

なるのもどうかというのもあり。

職場でも、こないだ20歳の

人と、18歳の人に指導を

したということがあったんですが、

そういう若い世代の子たちを

盛り立てたいという気持ちは

ありますし、そういう気持ちが

俺たち50代以上の人たちが

ないとしたら、それは問題

だよなという感じはします。

 

スーパースターとかスターとか

だけの話ではなくて、いろいろな

選手のことをちゃんと自分の

心の中で評価できるようで

ありたいというのはあります。

サッカーの試合をチャンピオンズ

リーグの準決勝とか録画を

2試合見ていますが、試合全体を

できるだけ広く見ようと思って

そうやって見ています。

NHLのアイスホッケーも

映像を見ていますが、

チーム全体でどう得点に

結びつけて、パスを回して

いくかということに焦点を

当てて見ています。

 

こういうことはなかなか

書きづらいことではあるので、

なかなか普段は書かないこと

ではありますが。自分の中で

いろいろ矛盾した部分も

抱えながらですが。