WOWOWで、ついさっきまで、

NBAのペリカンズ対

マーベリックスの試合を

見ていました。

 

一番に目についた選手は、ザイオン・

ウィリアムソンです。23歳で、

5年目の選手。WOWOWとNHK-BS

で放送がなくなってしまったのが、

5年くらい前だったと思うから、

それ以降は、僕は、ザイオンの

プレーはこれまではハイライト

でしか見てなかったかも

しれませんね。

 

今回じっくりプレーを見て、その

才能に驚きました。今までも

ハイライトで見てはいたものの、

でも、印象はやはり試合を全体を

通して見ないと伝わってこない

ものもあるなという感じはします。

同じ映像を見ているとしても。

 

まず感じたのが、ボールハンドリング

の素晴らしさでした。ハンドリングが

物凄くいいから、インサイドへ

ドリブルで切り込んでいって、

左右に振って、あの大柄な

体でも、物凄いキレのある

動きでシャープな動きで、

マークマンを振り切って、

インサイドで巧みに決めて

いってしまいます。あの

ドリブルで切り込む時の

キレとスピードは恐ろしく

速いですね。あの体格で

あのスピードを出して

切り込めるというのは

大きな武器だと思います。

 

インサイドでのショットの

巧みさもあるのでフックも含めて

バリエーションがあって、

あれは強みだなと感じます。

トップの位置でボール運びも

してしまいますね。PGみたいに。

ポジションはPFになっては

いますが。

 

あとは、いろいろ評論とかを

見ていると、体の体型の

問題で体重のコントロール

とかで厳しいことも言われる

みたいですが、僕も、1992年

のドリームチーム以降、

NBAを見始めたので、もう

32年NBAを見ていることでは、

これまでたくさんの選手を

見てきたことでは、そういう

歴史を知ることの良さは、

「こういうタイプの選手がいた

んだよね。」という記憶を

頭からも引き出せるという

ことなんですね。バークリー

さんが、若い頃はピザを

バカ食いしたりして、太り過ぎ

の時期があって、それでも

モンスターみたいな成績を

76ers時代に残していた

ものの、本当に怪物になって

真のスーパースターになったのは、

92~93シーズンのサンズ時代で、

30歳の頃にMVPになったシーズン

からの数シーズンで、あの後、

2年連続で、ロケッツが94年と

95年に優勝したシーズンがあり、

その時はオラジュワンが全盛期で、

サンズがその2シーズンとも

プレイオフでロケッツと対戦

して、両年ともサンズが

有利に進めていて、特に

95年は3勝1敗でリード

していたにも関わらず、3勝4敗で

サンズはロケッツに敗れて、

マリオ・エリーのショットなど

印象的なショットもあり、

ロケッツに2年とも勝てたはずの

サンズが敗れ去り、勝った

ロケッツが2連覇したという

結果だったのを思うと、

あの二年も、バークリー

率いるサンズは優勝の最大の

チャンスがあったのでした。

 

サンズは、93年にジョーダン

率いるブルズとファイナルで

対戦した時も、最初の

ホームの2試合をサンズは

落としてしまって、シカゴで、

3試合のうち2試合を勝って、

最後、6戦目でホームで

破れましたが、あれも

パクソンにスリーを決められて、

ギリギリで勝てなかったし、

シカゴで負けた1試合もジョーダン

に55得点とスパークされての

ギリギリの敗戦だったことを

思えば、最初の2試合をサンズが

ホームで両方とも敗れたのは

最大の誤算で、バークリーさんも

第6戦の最後の数分で消極的な

プレーをしてしまったことは

今も悔いているようですが、

それはそうですよね。ジョーダン

率いるブルズにあと少しで

ファイナルで倒して優勝して

勝てそうなところを逃して

しまったのだから。

 

ブルズを応援していたあの時代、

ジャズも僕のお気に入りで、

ストックトン、マローン、

ホーナセックなども

素晴らしいプレーを見せて、

94~95年は、ボストンでの

レギュラーシーズンの試合で、

ビッグマンのフェルトン・

スペンサーが足を大怪我して、

シーズン絶望の怪我をして

離脱したことが今でも

印象に残っています。

あの試合がNHK-BSで

当時放送されて、僕は自分で

ダビングした映像を今も

VHSからDVDに移して、

手元に残していますが、

スペンサーがもし健在

だったのなら、ジャズの

その先の運命も大きく変わって

いたのではないかと思ったり

しています。優勝したロケッツ

相手に1回戦で、2勝3敗で

破れたのも、本当なら

ジャズがイケる勢いの

はずでした。60勝した

ジャズが、47勝のロケッツに

破れてしまった。あれは

当時ショックでした。

翌年も96年はジャズは

カンファレンス・ファイナルで

ソニックス相手にGame7まで最後

までギリギリの闘いをして、

4点及ばず、シーズンで64勝

したソニックス相手にあと

少しで勝ってファイナルに

行けそうなところでした。

 

Felton Spencer returns to Utah

 

今、検索して調べたら、スペンサー

さんが55歳で逝去されていた

ということがわかり、

以前ニックスとかホーネッツで

活躍したアンソニー・メイスン

さんが亡くなった時もショック

でしたが、それはやはり

残念なことです。48歳で

メイスンさんは亡くなられた

とのことで、2015年のこと

とのことですが、当時ニュースで

知り、これはショックでした。

ホーネッツ時代に素晴らしい

プレーを見せて、もしあの時代

の90年代後半のホーネッツ

時代のメイスンさんが、

90年代前半にニックス時代に

当時の能力でスタメンで

バリバリにやっていたら、

たぶんブルズも92年、93年と

さらに相当に苦戦していたことは

確実だったと思います。

 

Michael Jordan reacts to making 

the Bulls' Ring of Honor | NBA on ESPN

ジョーダンさんとピペンさんの二人の

関係が穏やかになることを

願っています。

 

ジャズはサンズ同様に、ジョーダン

率いるブルズにファイナルで敗れる

わけですが、それもジャズは

2年続けて。97年はジョーダンが

食中毒でフラフラでという中で

その試合もジャズは勝てそう

でしたが、勝ちきれず、翌年も

最後の第6戦はピペンが背中を

痛めていて、全く全力では

走れない状態でしたし、

ジャズとしては最大の

チャンスでしたが、

ジョーダンのインサイドへの

切り込みからの得点と、

ジョーダンのあの最後の

マローンの背後からの

スティールとか、最後の

ブライオン・ラッセルを

振り切ってのブルズでの

ラストショットなど歴史に

残る印象的なラストショットで

振り切られてしまうわけですが、

サンズもジャズもやはり

今の時代なら、もう一人

オールスター選手がたぶん

今の時代ならいたんでしょうね。

ああいうチームには。のちに

ボストンには3人+ロンドも

いたし、ヒートにも

BIG3+レイ・アレンもいたし。

要所で活躍したバティエもいたし。

 

思えば、90年代後半は、

ホーネッツでは、レイカーズ

から来たエルデン・キャンベルさん

もインサイドで技巧派のテクニカル

なプレーを見せていて、それも

印象的でした。

 

だから、インサイドで大柄な選手が

テクニカルなプレーを見せている

という歴史を僕も長年の

NBA観戦歴で見ているので、

ザイオンが現在大きな

期待を持って見られている

というのは楽しみなことで

あります。バークリーさん

みたいに体型を食事のコントロールで

維持するようになってからは

怪物としてさらにリーグで大活躍

したことを思えば、ザイオンも

まだ23歳と恐ろしく若いし、

可能性に充ち満ちていて、

楽しみですね。スリーも、

決めたシーンを集めた映像を

見ると、ショットのフォームも

綺麗ですし、決まり方も

スウィッシュでスパッと

決まることが多いですし、

これからもっとたくさん

決められる感じもします。

 

以前、ザック・ランドルフ

という同じサウスポーの選手が

いましたが、彼も同じような

タイプだと思いますが、

グリズリーズで活躍しましたし、

ザイオンも体型を調整すれば

必ずもっともっと素晴らしい

プレーヤーになりますよね。

そういう期待があります。

 

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