頭はオーバーヒート‼️3 | ボクらのブログ

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ボクらはこうして店長になった!!
(免許を取ってもガンバロウ...)

仕事はのヤル気まち⁉️

シリンダーヘッドの歪みをどうするか?
一般的にはシリンダーヘッドを分解して下面を研磨する方法で…………その場合、分解したバルブ回りを再利用するか?再利用できるか?の判断も必要になり、完調にするのであれば新品部品の交換と各部の組み付け部の調整が………お客さんの予算もあってベストな作業方法の選択、どうせヤルならと、俺のヤル気まち‼️


輸出専用のエンジンなら輸出国から部品の調達…………OEMな製品ではあるがレビューを見ると、悪くは無いらしい…………
早速アメリカへ手配をして………新品のカムシャフトとバルブ回りのコンプリートでやって来た❗


説明したのは、研磨修正をしてもシリンダーヘッド自体が歪んでいるかもしれない?ということ…………シリンダーヘッドを取り外す際に、ヘッドボルトが1本だけ固いところがあって、おそらく歪みでボルト穴が変形しているのではないかと判断した


新品だからと言ってそのまま使う訳ではなく、一度バラして各部の点検を✔️


シリンダーヘッドはアルミ合金で、鋳造時の巣穴や切削加工時の切子なども✔️
バルブ回りも分解し、部品の仕上がり具合も✔️


オレンジ色に丸に見えるところが、バルブとバルブシートが当たっている箇所…………これは吸気と排気のガスをエンジン内部に取り込む入り口と出口…………オレンジ色は光明丹という粉をオイルで金属に塗布しやすいようにし、金属どおしの当たりの良否判定をしている
当たりが悪いと圧縮漏れをおこし、エンジンの出力がキチンと発生出来なくなる


オレンジ色がキレイに一周は、バルブシートの当たりを擦り合わせして再調整しているもので、これをヤルかヤらないかでは全く別物のエンジンになる…………このエンジンは2バルブ4気筒でオーソドックスなレイアウトではあるが、1気筒に4バルブや5バルブと多弁式なものが近年では主流となってきている…………擦り合わせは大変ね😅


新品のシリンダーヘッドの点検と調整が終われば、今までのシリンダーヘッドに付いている部品を取り外し


らめっこ‼️


続く…………