おうちで性教育をする必要性 | 乳幼児お母さんのためのオンラインコミュニティー”アマノワ”

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こんにちはりさです。

今日はいのちのおはなしの続きで

おうちで性教育をする必要性について

お話したいと思います。

 

1、日本の学校の性教育は遅れている

昨日も、日本の学校で行う性教育は範囲が限られている

というお話をしましたが

国際セクシュアリティ教育ガイダンス

というのがユネスコから出ていて

諸外国では

①関係性
②人権や文化
③発達
④性の健康

という分野で教育がなされるそうです。

このうち、日本の公立小中学校で教わる内容は
"性の健康"
についてだけです。

射精、月経は教わるけど

受精のしくみや性交については取り扱いません。

性教育に力を入れている国では

15歳までの性交渉体験率が低いのです。

正しい知識を持っていない状態で

好奇心が膨らむことこそ大変危険なことだと思います。

しっかり学ぶことは、慎重な行動につながるし、ひいては幸せな人生につながっていきます。

2、一番大事なことは”コミュニケーション”

まず、一番大事なことは
"関係性"や"コミュニケーション"です。

これについては

日々の家族とのやりとりが
本当に大事だと思います。

3、触れ合い

先日性教育は0歳からというお話をしたときに

特に0歳から9歳はたくさん触れるのが大事です、

というお話をしました。

たくさん触れることで幸せ感、安心感、信頼感がもたらせます。

というお話をしました。

で、うちは5人子どもがいるのですごく気をつけていることは

他のきょうだいがみてないときに特別に一人だけを抱っこしたり、

一人だけを連れてでかけたり、という機会を持つということです。

そうすると、すごく満たされるんだそうです。

逆に、そうでないと、お姉ちゃんばっかりとか、妹ばっかり

みたいな不公平感がうまれて不満がたまっていくんだそうです。

4、話を聴く

そして触れ合いともうひとつ大事なのは”傾聴”ですよね。

私が気をつけていることは

子どもが話しかけに来たらできるだけ手をとめて

子どもに目の高さをあわせて、目を見て話す、

子供の話をさえぎらない、

まずは否定しない、

子どもの気持ちや、感情を受け止める、

まずは、そうだね、と同調する、

自分の意見を言うのは最後、

自分の意見を言うときは一般化せずに

「お母さんはこう思う」

と話す。

そういうことを気をつけています。

どうせ言っても聞いてくれないし、

どうせ言っても自分が悪いと言われるし、

というのが繰り返されていると

お話してくれなくなってしまうと思うのですね。

話の聴き方については

臨床心理士の須山智子先生がすごく詳しいので

今度講座を開いてもらいたいなーと思います。

5、NOと言える勇気

親が子どもの気持ちや感情を否定しないというのは

すごく大事だと思っていて、

嫌なことを嫌だと言える。

ということにつながっていくと思うのですね。

嫌だというと、

失礼かな?わがままかな?気まずくなるかな?お母さん怒るかな?

と考えてしまうと、

嫌なことを嫌だと言えなくなってしまうのですね。

嫌なことを嫌だと言える勇気を育てることは

犯罪被害やいじめを防ぎます。

詳しいことは性教育ママのりこさんに

お話してもらう予定なのですが

普段のコミュニケーションがいざというとき

力を発揮するということを覚えておいてください。

今日のお話はこれで終わりです。

ありがとうございました。