こんばんは。
藤里 美花です。
子供というのは、人として未熟なのではなく
まだ脳の使い方が未熟です。
たくさんの事をいっぺんに理解できない事もあれば
大人の事情なんて分かりません。
当たり前ですね。
それなのに、
自分の過去に起きた出来事を振り返る時、
この<子供であるからこその、当たり前>に
気が付けない事があります。
あるクライアントさんは、小さな時、ある出来事で
お父さんとお母さんの表情を見た瞬間、
(僕はダメなの??)と感じてしまいました。
がっかりしたような表情や雰囲気を感じ取ったようです。
そして、
お父さんとお母さんの期待に応えられない自分を
ダメなんだ、愛されないんだ、と思ってしまったようです。
その不安やザワザワとした恐怖の感覚は、<自らの存在を問うような感覚>として、残っていました。
お父さん、お母さんがガッカリしたように感じた、
けれど
実際に、がっかりしていたか、は分かりません。
先ほども書いたように
子供はまだ脳の使い方が未熟です。
一度にたくさんの事を理解する事は難しいし、
何かに集中してしまうと、それしか目に入りません。
お子さんがテレビに夢中になると
お母さんの声が聞こえなくなるようにね。
そして、大人の事情や、その表情の奥にある思いや背景にまで気が付けません。
お父さんとお母さんはあなたにガッカリしていたのではなく、ただ、別の事を感じていただけなのかもしれないのです。
また、
過去生や家系で
・自分の価値に自信が持てない
・自分が悪い、価値がない
・相手の期待に答えなければならない
などの思い込みやルールを無意識で持っていると、
その思い込み通りに受け取ってしまう事が起きやすくなります。
相手の表情が曇ると、
「アレ?もしかして僕はまた、
相手の期待に応えられていないんじゃないか・・・」
と、とたんに不安になるのです。
人それぞれに答えが違う事。
人の価値、
自分の価値。
何を大切にして、
どのように生きるのか。
どれ1つとっても、正解も間違いもありません。
それを、
他者の表情で正解を探るようになってしまうと
いつも緊張していたり、萎縮してしまったり、
相手の希望に応える事がいつの間にか目的になってしまい、人が苦手になってしまったりします。
もう、あんなに辛く悲しい思いをしたくないから
僕は頑張って期待に応えうる人物でいたい!という
強い欲求に変わるからです。
もちろん、人の期待に答える事というのが
モチベーションになる事もたくさんありますが
それは、
自分がその行為をする事が楽しいからであり、
自分の目的を達成する為の行動である<快>であり
<不快>を避けたい行動とは、違うのです。
自分の価値を
人の期待に応えなければ価値がない、愛されないと思わなくなると、どうなるでしょう?
人の期待は、その人の希望だと理解できます。
満足してくれるかは、相手の決める事ですよね。
また、
あなたが自分が満足出来る行動をしたい!という目的に集中する事が出来るようになります。
なぜなら
周りの表情を伺いながら
(期待に応えられているだろうか?)
と不安や疑念に駆られながら行動していた自分のパワーを、自分の為に、好きに使えるようになるからです。
そりゃ~~、楽になります。
人と関わる度に、無意識に感じていた緊張感や不安感から解放されるのですから。
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