こんばんは。
藤里 美花です。
あなたが自分の人生で何度も繰り返す失敗のパターン。
そして
上手く行くときのパターン。
ある一定のシチュエーションを迎えた時
「あ、まただ・・」と気が付くような・・・
そんなパターンはないでしょうか？
例えば、
人に嫌われ始める瞬間の感覚、
親が機嫌悪くなる前触れの感覚
自分が落ち込んでいく時の感覚。
体で感じる場合は、
世界が暗く感じたり、色を失ったようにどんよりしたり、
または、おなかを壊したり、眠れなくなったりするかもしれません。
逆に、
とっても上手く行ってる時のウキウキした感覚、
楽しみな予定を心待ちにしているドキドキ感。
そんな時は、体が軽く、思考は冴えわたり、直感もバッチリで
いつもは嫌な仕事もスイスイとはかどるかもしれません。
どれも、無意識の中で自分で決めているルールがあり
それに沿って心と体が反応し、
現実がそれに沿った形で創られていきます。
この無意識でのルールは
他の誰でもなく、あなたが「当たり前」と感じている事であり
中には、
あなたが望んでいない状況が起きる事が
「当たり前」になってしまっている場合があります。
多くの人が悩みとして挙げる『人間関係』
あなたと人を繋ぐルール
また、
あなたと世界を繋ぐルールが
厳しい設定になっていると、
まぁ、よく現実につまずくと思います。
凹む、落ち込む、傷つくというような出来事が多いというか・・。
そこには
自分が無意識のうちに設定した
私ってこんな扱いを受ける人、というセルフイメージだったり、
人は怖い、ヒドイ事をする
世界は危険、
というようなニュアンスのイメージが出来上がっています。
それがなぜできたのか？というと
あなたがまだ幼い段階で
親や大人から感じた事や、その人達との間で経験した体験、
そして
家系を通じて何代も繰り返し持ち続けてきた
『人』『世界』のイメージだったりするのです。
例えば、
目立つとロクな事がない、と思っていたとすると、
とにかく、周りに合わせますよね？
目立たないように、集団から飛び出ないように。
行動も言動も、何かに沿って動こうとします。
だって、危ないから。
Aさんはとてもマジメです。
任された仕事はちゃんとしてきました。
上司の言うことにも従います。
けれど、いつも人間関係でつまずいてしまい、
気が付くと、辛い立場になってしまっているそうです。
「なぜなのか、分からないけど。・・・」
と、うつむいていらっしゃいました。
Aさんのお話を伺って気が付いた事がありました。
「上司に言われたので」
「そう言われてきました」というような言葉が多いのです。
Aさんにしてみれば、
ちゃんと会社のルールや規律を守る事が正しいと思っていたり、
それが良いことだ！という感覚なのですが・・・。
恐らく・・
そのルールをあなたが必死に守りきったところで
周りにいる人からは、あなたに違和感を感じます。
それは、周りからしてみると
・確かに、「そうするように」と言われてきたのかもしれないけれど
あなた自身の理解や意見がないような・・。
・あなたという人が分からない。
・何を言っても、響いていないように感じる。
という違和感。
そして、それが積み重なると「あなたの言葉、行動が信用できない。」
と、いうように感じるのです。
世界や人が怖い、危険、という無意識ルールを持っていたAさんは
＜危険を回避するため＞に行動してきました。
時には、Aさん自身（違うな・・・）と思いながらも
それが良い事だと信じて、頑張って貫いてきたのかもしれません。
そう思うと、切ないトコロ・・。
けれど、根本の部分で
＜世界や人は怖い、危険＞というルールがあったので、
結果的に
その通りの現実を創り上げてしまっていたのでした。
Aさんは無意識ルールで設定した通りの
現実を、みごと引き寄せていたのです。
実際、人は、思いがあるから行動は起こします。
〇〇したい！
もしくは
○○したくない！。
必ず、行動の根っこには、この＜したい！＞＜したくない！＞の
どちらかの想いがあるのです。
もちろん、行動を起こさなければ、現実は変わりません。
行動することは、とにかく大事！
だからこそ、せっかく行動するなら
根本の部分で何を信じ、ルール化しているのか分かっている事は、
思うような現実や未来を創る時にはとても大切な要素なんですね。