「なぜだかウマが合わない。」
「話をしているだけだったのに、気が付いたら
いつも喧嘩になっている。」
「何か一つ言うたびに、
否定されてしまい悲しくなる。」
こんなふうに思った事はないでしょうか?
会社の同僚でも、お友達でも
こんな状態が続いたら一緒に居るだけで
辛いのに
親子でありながら
このような状態が長く続くのは
とても苦しいですよね。
悲しいやら、腹が立つやら・・・。
自分の不幸を嘆いてみたり。
そのうち・・
なんでこの人が私の親なんだろう?!
どうして分かってくれないの?
なんて思って、余計悲しくなる。・・・
そう。
分からないんです。
残念ながら
親はあなたの気持ちが分かりません。
そして、
あなたも
親の気持ちは分かりません。
なぜなら、別の人間だから。
親子でも
兄弟でも
血のつながりがあろうとも
別の人間だから。
他人なら「じゃあもういいです!さようなら!」で
済むところが
親子という血のつながりがあるという認識が
一つ増えるだけで、そう簡単にはいかない。
その上
なぜだか、<きっと分かってくれるはずだ!>と
相手に無意識に期待してしまうのです。
お互いに。
家族のエネルギー的なお話をすると
一族という繋ぎ止めようとするエネルギーや
他人ではない同族のみになら
安心していられるという依存的な思い込み
などがあります。
こうして
親も子も
自分の気持ちをちゃんと言葉にする機会を持てないまま
長年溜まっている
<理解しあえない>事での怒りや
<受け止めてもらえない>悲しみの感情が
いつの間にやらフツフツと沸騰してきて
無意識にバトルモードになってしまいます。
本当は、ただ
分かって欲しかった。
受け止めて欲しかった。
それが叶わない事が
悲しいし、辛い。
けど、どうやって表現して
伝えたらいいか分からないから
あんたは私を否定するのね!
親なのに!(子供なのに!)
どうしてよ!
って怒ったり、悲しくなったりしてしまうのです。
お互い、好きだから
悲しくなるんですけどね。
こんな時、
まずはしっかりと
<親であっても私とは別の人間>
<私と親の考えが違っても問題ない>
と認識しましょう。
そして、話しをする時に
いつもより少しだけ、テンポを落としましょう。
理由は
・別の人間という事を意識するだけで
伝わらない事が起きても、思考する間が作れます。
→人間は慣れた行動を<無意識>に繰り返すように出来ています。
無意識にしているうちは、修正が効きません。
すぐに感情と直結してしまうからです。
・テンポを落とす
→家族の中には暗黙のテンポが多く存在しています。
そのテンポに乗って喧嘩になってしまうのならば
一度、そのテンポから外れて違和感を作ります。
その違和感がお互い一呼吸する空白となるので
ヒートアップしにくいのです。