おそらく私は

子供の頃、姿の見えない人たちが

そこに

「いる」のか、「いない」のか分かる性質でした。

 

小さい子が、暗闇を見て

手を振ったり、話しかけたり、

はたまた

怖い~~~!!!!!と

大騒ぎして拒絶したりする事がありますが

 

私も、その程度のものでした。

 

 

その程度のものですが

子供のわたしは、ちゃんと話せば

みんな分かってくれると思っていたので

怖いときには、大騒ぎをし

「ねぇ、2階に誰かいるよ」

「1人で行きたくないよ」

「いっぱいドンドンって足音するよ!」

と、大人に訴えたものです。

 

ところが、みんな分かってくれません。

(当たり前だね・・・)

 

分かってくれるどころか酷く怒られました。

今思えば、心理的虐待かよっ!と思うような

暴言の数々。。。

(親ではありません)

 

今思えば、その暴言は

大人である自分がむっちゃくちゃ怖がってる事を

隠すための怒りで

他に方法が見つからなかっただけなんだ、と

分かるんだけれども・・・・・

 

自分がずいぶん大人になり、

おばちゃんの年齢に達するまで

ひそかにこの暴言を

ひどい!!!と恨んでいたものです。

 

 

もし、これを読んでいるパパママたちが

お子さん「幽霊いるよ」的な発言で困っていても

どうか怒らないであげてください。

 

本当に見えているかどうかは別として

子供たちには

「いる」感覚なのでしょう。

ただ、怖いから安心したいだけなのです。

 

もし見えていたとしても

たいてい、大人になるまでに「彼ら」は見えなくなります。

心配することはありません。

 

子供に対しての対応で何が正解かは分かりませんが

黙らせるために脅すような事をしてしまうと

子供自身が

自分の感覚を信用するアンテナを張る事が

難しくなってしまい、

また、守ってもらえる場所を持っている感覚を

持ちにくくなってしまいます。

 

 

出来る事なら

大丈夫って抱きしめてあげてくださいね。