今日が〆切りなんです「京都市動物愛護センター」パブコメ | 雨の降らない国

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東電福島第1原発警戒区域の問題など
動物関連の話題を紹介しています。
うちの猫や読んだ本の話なども。

もう、あと半日もないじゃん! という ギリギリのお願い。

京都市が、新しい動物愛護センターについて、
意見(パブリックコメント)を募集しております。

「京都市動物愛護センター(仮称)構想」  
 
  に関する意見募集について  


・電子メールで hokeniryou@city.kyoto.jp 宛に提出できます。

・1台のパソコン、一つのアドレスで、家族全員提出できます。

・また、京都市民でなくても、市外、他府県の方もOKです。


「動物愛護法改正」と違って、敵(業者)が大量に組織票を、
ということはないとは思いますが、「数」もひとつの指標です。

全国から注目されてるよ!ということを知らせてください。

建設賛成。こんなセンター希望。

一言でもかまいません。


もちろん、「生きた声」として、
御自分のご意見やご提案をいただければ、
なお、貴重です。

One Action for Animals による手引き 

が、わかりやすいです。

以上、緊急連絡でした。誠に申し訳ない。



以下は、蛇足な説明です。

京都市に限らず、問題点は、いっぱい、あります。

犬猫を「保健所へ持って行く。」と、言いますよね。
それが「愛護センター」です。

全国で「愛護センター」という名称が用いられていますが、
実際は、ほとんどが、殺処分することを前提とした施設です。
詐称もいいところです。

情報の開示譲渡先探し
ちょっと迷子になっただけ、という犬猫が、十分な情報開示
(ネットに写真の公開すらしない保健所も多い。)
すらないまま、数日で殺処分になってしまう。

捨てられたり、飼い主に要らないと持ち込まれた犬猫であっても、
譲渡希望者をさがせば、新しい飼い主にめぐり会えることも
あるはずなのですが、保健所(愛護センター)が自分のところで
そういう努力をしている自治体は、数えるほどです。

動物愛護団体が、いったん、保健所から引き出して、
時間をかけて、良い飼い主を捜す方法はあるのですが、
こういう民間との連携をとっているところさえ、少ないのです。

(まあ、実際は、協力している団体があっても、うっかり
その情報を流すと、それをアテにして、捨てに来るヤツが
いるので、内密にされている、という嘆かわしい現実の
せいもありますが。)

飼い主のお迎え以外は、一切、「出所」は認めない、
情報も公開しない、などというヒドイ自治体もあるそうですから、
京都市の場合は、まだ、それなりに、がんばっている方です。

犬猫の新しい飼い主さん募集中

ただ、これはごく一部でしょうね。
(その分、選りすぐりのカワイコちゃん揃いです。
 よかったら、見てあげて!)

成猫、老犬、怪我や病気のある犬猫は、
最初から、譲渡の対象にならないし、
そして、離乳前の小さすぎる仔猫は、
どこの自治体でも、箱単位で処分されています。

土日も開所して。
気軽に親子連れが見学できるようにしていほしい。
そして、動物の世話を平日と同じようにしていほしい。

弱ったり怪我をして収容されたコもいます。
治療や、良い環境、清潔な施設を。

京都市では、一応、有料化されたとはいえ、
飼い主に持ち込まれる動物も多いです。
一度に多頭を持ち込む、とか、同じ人間がくり返し持ち込む
は、なんとかならないのかと思います。それどころか、

定点回収
全国では、もう止めた自治体もあるのですが、
京都市では、まだ、行われています。

これは、住民の利便をはかると称して、
ゴミ収集と同じように、保健所の方から、
決まった日時に、回収車が出向いて、
住民は犬猫を簡単に放り込める、というもので、
明らかに、安易な放棄を助長しています。

かつて、農村地帯などでは、
犬は番犬、猫はネズミ取り、使役動物でしたから、
数が増えすぎたり、年をとったら、
保健所で処分してもらって、
新しい犬猫に取り替える、ということが
当然のように行われていた時代の遺物です。


そして、殺処分の方法
しつこく言います。 安楽死ではありません。
炭酸ガスによる窒息死。
箱の中にたくさん一緒に詰め込まれて、恐怖の中で、
長く苦しんで、死にます。
仔猫などは、ガスでは死にきれず、息のあるまま、焼却炉へ。
せめて、麻酔薬を使えないのか。
費用の問題だそうです。


下記は、参考になりそうなブログです。

早川日記

殺処分0を目指す街

京都Paw編集部だより

ケイ&リル この世界のために