娘を想う父の気持ちがつまったストーリー~パパが遺した物語 | Cecilia's Diary

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「聖セシリア」は、音楽の守護聖人。これにならって、音楽をはじめとする芸術や
伝統文化などを楽しみつつ、毎日を生き生きと過ごしている様子をつづります。
ライフワークとしてコーチングも勉強中。

映画版「レ・ミゼラブル」でもジャン・バルジャンとコゼットで共演した
ラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドが
小説家の父ジェイクと娘ケイティ役を演じた「パパが遺した物語」。

ケイティが7歳のときに交通事故により母は亡くなり、
父ジェイクも後遺症のため長期入院を余技なくされたため、
ケイティは母の姉エリザベスに預けられます。

7か月後、退院したジェイクはケイティを引き取り、2人で暮らすようになります。
しかし、ジェイクの後遺症は完全に治りきらず、新作もさんざんな悪評判。
そしてジェイクを快く思っていないエリザベスは、ケイティを養女にしたいと
訴訟まで起こしてくる。

そんななかで書き進めた自分と娘の物語が最後の作品となってしまいます。

その25年後、ケイティは大学院で心理学を学んでいますが、
幼少期のトラウマ(おそらく母と父を相次いで亡くしてしまった喪失感)から
人を愛せずにいます。

この25年後のケイティの心の葛藤と、生前の父との生活とが交互に
織り交ぜられてストーリーが進みます。

ケイティは父の小説が好きだというキャメロンと出会い、
少しずつ心を開いていきますが、依然としてトラウマから抜け出せず、苦しみます。

キャメロンとの仲も決定的にダメージを受けたあと、
バーのジュークボックスから流れてくる、カーペンターズの「Close to You」に
ケイティが泣き崩れるシーンが印象的でした。

この曲は、幼いころに父と過ごした日々がよみがえる思い出の曲なのです。

こんなに父親に愛されていたら、そのトラウマも相当なものだろうなと思いますが、
過去の幼き日の父との日々を振り返りながら、
ラストでやっとトラウマを超えて一歩踏み出し、キャメロンとちゃんと向き合おうとするケイティにちょっと泣きそうになりました。

ケイティ役のアマンダ・セイフライド、目が大きくてとってもキュートですが、
幼少期のケイティを演じた子役のカイリー・ロジャーズもかわいい!
あんなにかわいい女の子がいたら、そりゃあ父親はベタぼれしてしまうよなと
納得の配役でした。