ロマンティックでドラマティックな音楽満載!~東京都交響楽団「作曲家の肖像シリーズ~ロシア」 | Cecilia's Diary

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「聖セシリア」は、音楽の守護聖人。これにならって、音楽をはじめとする芸術や
伝統文化などを楽しみつつ、毎日を生き生きと過ごしている様子をつづります。
ライフワークとしてコーチングも勉強中。

毎回楽しみにしている東京都交響楽団の「作曲家の肖像シリーズ」。
今回はロシアがテーマとあって、壮大で雄大なロマンティックな曲ばかりでした。
指揮者は小泉和裕さん。ずっと外国人指揮者だったので、ちょっと新鮮です。

最初はカヴァレフスキー「コラ・ブルニョン」序曲という、初めて聴く曲。
カヴァレフスキー最初の歌劇だそうで、カヴァレフスキーらしい
軽快で楽しい曲でした。
カヴァレフスキーの音楽って、ちょっとクセがあって好きです。

続いてはアレクサンダー・ロマノフスキーさんのピアノによる
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。
アレクサンダーさん、とっても背が高くてカッコイイ!
だけではなく、からだが大きい分、奏でられる音楽も雄大です。
必死になって弾かなくても十分音が出るので、
聴いているこちらも余裕をもって聴くことができます。

さらにとてもロマンティックな音なので、うっとりしてしまいます。
このラフマニノフの2番を聴くときはいつも、映画音楽のようなイメージがあるのですが、
今回もよりいっそう映画音楽っぽくて、何か映画のストーリーのようなものが
イメージとして浮かんできました。

アンコールには、ショパンの「革命のエチュード」を弾いてくれました。
こちらも、いい意味で必死さを感じられない余裕の演奏でした。

休憩後は、グラズノフの「四季」から「秋」の演奏。
「四季」をテーマにした作品はヴィヴァイルディやチャイコフスキーなどが
有名ですが、グラズノフも書いていたんですね。
ちなみに、これはバレエのための音楽なんだそう。

こちらも初めて聴く曲でしたが、冬→春→夏とそれまでの季節を振り返りながら
秋を迎えるという形式で、季節を表すさまざまなモチーフが表れ、
変化に富んだ作品でした。
グラズノフの「四季」全曲通して聴いてみたいです。

最後はボロディンの歌劇「イーゴリ公」より「序曲」と「だったん人の踊り」。
ちょうど昨年度のMETライブビューイングで「イーゴリ公」全編を観たので、
「だったん人の踊り」が流れる場面をイメージしながら聴きました。
曲そのものだけを知っているのと、オペラのどの場面で流れるのかを
知っているのとでは、やっぱりその曲に対する意識も違ってきます。

今回はロシアがテーマということで、気持ちもなんだか豊かになったような気がして
大満足のコンサートでした。