ロジカルシンキングには身体感覚が大切~勝間塾月例会「ロジカルシンキング」 | Cecilia's Diary

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「聖セシリア」は、音楽の守護聖人。これにならって、音楽をはじめとする芸術や
伝統文化などを楽しみつつ、毎日を生き生きと過ごしている様子をつづります。
ライフワークとしてコーチングも勉強中。

10月の勝間塾月例会のレビューを聴きました。
今回のテーマは、今までも何度か出てきている「ロジカルシンキング」。

ロジカルシンキングとは、限られた時間や情報で、効率よく生産性の高い
成果を出すための方法論。
…こう書くとなんだか難しそうですが、実は、このロジカルシンキング、
人間だからできることで、たとえばPCやサルにはできないことなんだそう。

全体を俯瞰でみて論理的な選択肢を抽出したり、
すばやくものごとの本質やキモとなる部分を見極める
ということは、どうやら人間ならではの能力らしいのです。

ロジカルシンキングのポイントは3つ。
1)課題設定能力を磨く
課題設定できるものは、努力すればできること。
努力してもできないことに対して課題を設定しても解決するのは難しい。
だから、課題設定したいものが努力すればできるものなのか、
努力してもできないものなのかを判断し、
どういう問題であれば解決するに値するのかを考えることが大事。

とはいえ、努力してもムダかもしれないということに対し、
人間だれしもそれでもなんとかやってみたい!と思ったりするもの。
そうなった場合は、とりあえずやってみることもOK。
ただし、努力しても努力しても結果が出ない状態が続いてしまってはまずいので、
解けない問題があっても納得するまで取り組む場合でも、取り組む期限を設けること。
そして、その期限を迎えてもなお結果が出ない場合は、潔くあきらめること。

そして、どうしても自分だけで解決できない問題であれば、
他人に相談すること。
自分だけで解決しようとがんばって、自分独自の視点でやり続けるよりは
他人に相談してアイデアをもらったりアドバイスをもらうほうが効果があがる。

2)問題を構造化する、深堀りする
問題を解決するためには、その問題をいきなり解決しようとせず、
小さくくだいて1つ1つ取り組んでいくこと。
そのためには、3C(戦略)や4P(マーケティング)のような
基本的なフレームワークにあてはめてみる。
フレームワークを用いることで、どこに問題があるのかが見えてくる。

3)足場(仮説)をつくって、判断する
問題解決をする場合に、この仮説を立ててみるということがとても大事。
仮説をつくったうえで検証してみる。
そうすると、仮説というのは頭の中だけで組み立てたものだから、
実際に行動してみると事実は仮説と異なるかもしれない。
でも、実際にやってみないとわからないので、まずはさまざまな情報に基づいて
自分なりの仮説を立て、実際にやってみる、検証してみるということを実践する。

仮説を立てないままに行動すると、全体を俯瞰で見ることができずに
部分的な細かいところにとらわれてしまったり、
大事なものがもれていることに気づかなかったり、
むだな労力を使ってしまったりする。

仮説を立てるといっても、できれば筋のいい仮説を立てたいので、
あたりをつけるためには筋のいい情報を集めておいたうえで、
フレームワークを使って仮説を立ててみる。

この仮説を立てるときのポイントは、
「自分のあたりまえの感覚を疑ってみる」
「人の話を聴く」
「自分の経験値や引き出しを増やす」
といったことが大事。

ロジカルシンキングはロジックが大事と思われているけれど、
実は大事なのは、ほとんどが身体感覚。
つまり、膨大な情報量を感覚的に瞬時に処理する能力のこと。
ロジックの本質は理論というより、経験と感覚。

先入観やこだわりがあったり、期限に追われていたり、
またものごとを抽象化することが苦手だと、ロジカルシンキングは難しい。
ものごとをゼロベースで考えられることが必要。

人は無意識のうちに、先入観やこだわりによって自分にブレーキをかけている。
これがブレインロック。このブレインロックをはずして脳がフラットな状態にする。
このブレインロックをはずすためには、自分にブレインロックがかかっている
ということを認識する必要がある。

意外にも、ロジカルシンキングはロジックではなく、
その人の感情の動きだったり、脳の使い方のクセだったりを知ることが大事なんです。

自分が無意識にこだわっていたり、先入観としてもっている考え方や感じ方などを
まず知ってから問題解決に向かう。

そして、ロジカルシンキングの本質は「自分で考える」ということ。
だから、自分のロジカルは自分にとって正解かもしれないけれど、
考え方や経験が違う他人にとっては正解ではないかもしれない。
その部分をうめるためには、仮説を立てて結果までのプロセスを説明することも必要。

これって、コーチングの考え方に近いかもしれません。