昨夜は六本木で恒例の「爆クラ」でした。
今回のゲストはコシミハルさん。
湯山さんとともに登場したミハルさんは、お人形のように細い!
コシミハルさんは名前だけは知っていましたが、テクノ系のシンガーソングライター、
という情報しか知りませんでした。
でも、実はご両親がクラシックの音楽家だったそうで、
こどものころは家の中で大音響でクラシック音楽が流れていたとか。
爆クラの前半は、ミハルさんが子ども時代に聴いていたという曲を中心に聴きました。
シューベルト「ます」や「野ばら」(この野ばらのミハルバージョンも!)といった
クラシックの名曲のほか、映画「オーケストラの少女」の中の1曲や、
ルロイ・アンダーソンの楽しい曲、ヒンデミットまで(!)、バラエティに富んでいます。
後半は、主にフランス6人組(ルイ・デュレ、アルテュール・オネゲル、
ダリウス・ミヨー、ジェルメール・タイユフェール、フランシス・プーランク、
ジョルジョ・オーリック)の曲を中心に聴きました。
この中のジェルメール・タイユフェールは女性だとか。
(初めて知りました)
ミヨーやプーランク、オネゲルあたりまでは一度は作品を聴いたことがありますが、
デュレやタイユフェール、オーリックなどは今まで聴く機会がなかったので、
貴重な機会でした。
聴いた曲は、
プーランク:ノクターン
タイユフェール:ハープのためのソナタ
オーリック:ラ・セーヌ・アン・マタン
ミヨー:スカラムーシュ
など。
この6人組、ジャン・コクトーやディオールといった人たちと交流があり、
実は音楽家になりたかったディオールは、プーランクの作品を聴いて
自分はムリだと思ってデザイナーになったんだとか。
(音楽家をあきらめてデザイナーって…)
またミヨーは、バート・バカラックの師匠だったとか。
バカラックのキャッチーなメロディは、このミヨーの影響では?
なんて話も出ました。
ほかにもコール・ポーター「You do something to me」、
ジャン・ヴィエナー「アコーディオンのためのコンチェルト」(アフリカンなビート!)
ジャン・フランセ「ダンス・エキゾティック」
などなど、ドイツ系のカッチリした構成が整った感じではなく、
美しいメロディが自由に軽やかに奏でられる
オシャレなフランス音楽の数々を聴きました。
ドイツ系のものに比べると、ずっと聴いていても
頭が疲れず、BGM的に聴くのがよさそう。
湯山さんいわく、最初に聴いたシューベルト「ます」は、
この1曲の中に生まれてから死ぬまでの人間のドラマ、
流れを感じるけど、フランス音楽にはそういったものがない。
進みたいところに自由に進んでいる感じがするとのことでしたが、
確かに、カッチリ構成を考えて、というより
気ままに好きなメロディをつなげたらこうなりました
みたいな感じの音楽に聴こえます。
でも、フランス音楽のそういうところ、大好きです。
世の中、まだまだ知らないステキな音楽がたくさんありますね。