「レオ・レオニ展」を観ました。
この方、もともとグラフィック・デザイナーや画家、彫刻家として
活動しながら、49歳から晩年まで絵本作家としても作品を発表した人で、
この展覧会では、主にその絵本の原画が展示されていました。
絵本の主人公のほとんどがネズミ。
このネズミがとってもかわいくて、ネズミ見たさに観に行ったのですが、
絵本の主人公たちは、自分らしくあることで自分も仲間も幸せにしたり、
本来の自分を発見することで、より自分らしく生きることを選んだり。
なんだか、コーチングの「個性を活かす」につながるような
メッセージが伝わってくるストーリーが満載なんです。
その中でも特に気に入った絵のポストカードを買ってきました。

これは「おんがくねずみジェラルディン」というお話で、
チーズの中から現れたフルートを吹くネズミの像が、
毎夜ジェラルディンに音楽を聴かせることで、
その音楽を覚え、ジェラルディン自身もフルートを吹くようになる
というお話。
ネズミのしっぽがフルートになって、しっぽを加えながら
音を奏でるというところがとてもかわいいお話です。

もうひとつは、「みどりのしっぽのねずみ」というお話で、
街のネズミに「マルディ・グラ」という祭りの楽しさをきいた森のネズミたちが
同じような祭りをしようと、獣の仮面をかぶって楽しもうとするのですが、
仮面をつけてしまったために、誰が誰だかわからなくなり、
仲間同士で怒り、おびえ、うまくコミュニケーションがとれなくなってしまい、
結局仮面をとれば、お互いの顔がわかるからと仮面を脱ぎすて
その仮面を燃やしてしまい、もとのコミュニケーションができるようになった、
という教訓的な話です。
どれもシンプルなお話ながら、そこにこめられたメッセージを考えると
なかなか深いものがあるなあ、と感じました。