つい先日終了したばかりのドラマ「ガリレオⅡ」の興奮(?)さめやらぬまま
映画「真夏の方程式」を観に行ってしまいました。
実際に自分の近くにいたら、こ難しいやっちゃ!と敬遠してしまいそうですが、
やっぱり福山雅治さん演じる湯川准教授はクールでカッコイイ!
今回の映画の舞台は、東京ではなく、玻璃ヶ浦という町。
きれいな海が見える夏らしい設定です。
この町の海底資源の調査に関する集会に呼ばれた湯川准教授は、
宿泊先の緑岩荘で、宿の親戚筋にあたる少年ともう一人元刑事の男性と
同宿することになります。
TVでは、ほとんど冷静で感情を出さず、淡々と話す湯川さんですが、
この映画では宿では珍しくニッコリと笑うシーンが出てきます。
(食事を終えたときに、宿のおかみさんに「おいしかったです」と
言うシーンの笑顔がものすごくステキ!)
少年、恭平は湯川さんになつくのですが、
子ども嫌いの湯川さんはそっけない。
でも、いつもは子どもが近づくとじんましんが出るのに、
恭平くんが近づいても発疹しないことに本人も不思議に思います。
でも、湯川さん、感情から距離を置いているだけで(きっとヘッドセンターに違いない)
別に心の冷たい人ではないので、
恭平くんが海の中を見たいけれど、泳げないし、船にも乗れない
ときいて、せっせと工作をして実験を重ねてある方法で
海の中を見せてあげます。
このあたりの湯川さんと恭平くんのやりとりは、
まるで親子のようで、きっと湯川さん(というか福山版湯川さん)が
父親になったらこんな感じで子どもに接するのかなー、なんて
想像してしまうようなシーンです。
いっぷう変わった感じの親子ですが、
子どもに対してもヘンに子ども扱いしない、
ほどよい距離を保った親子関係みたいで、いい感じです。
肝心の事件のほうですが、
しょっぱなで事件の原点となるシーンが描かれ、
さらにその事件に関係する人物を探す元刑事の男性が殺されてしまうので、
ほぼ犯人は誰かということもすぐにわかってしまうのですが、
原作はどうあれ(読んでいないからわからないけど)、
この映画版では、親子の強い情愛を強調して描かれているようでした。
中心となる川畑家は、3人がそれぞれ秘密を抱えているのですが、
その秘密を自分の胸にしまっているのは、
それぞれが自分の家族をものすごく愛しているから。
そして、川畑家の3人のほかにももう1人、愛する人のために
自分を犠牲にした人もいる。
なにゆえその人がそこまでの犠牲を払ったのか、ということが
明らかにされていくところは、なんだかジーンときて
涙が出そうになりました。
ガリレオには珍しく、めでたく事件解決!とはならないのですが、
親子や家族に対する深い愛情といったことを
改めて考えさせてくれる映画でした。