古典同士(?)の楽しいコラボレーション!~寄席CLASSICS | Cecilia's Diary

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「聖セシリア」は、音楽の守護聖人。これにならって、音楽をはじめとする芸術や
伝統文化などを楽しみつつ、毎日を生き生きと過ごしている様子をつづります。
ライフワークとしてコーチングも勉強中。

先週金曜日の夜は、代々木八幡にあるHAKUJUホールで
「寄席CLASSSICS」というコンサートを聴きにいきました。

タイトルの通り寄席、つまり落語とクラシック音楽を
一度に楽しめるコンサートです。

落語を聴かせてくれるのは、落語家の桂福丸さん。
この方、なんと京都大学法学部卒(!)の落語家さん。
(そういえば、昨年の丸の内朝大学落語クラスで、
そんな変わりダネの落語家さんがいるって話をきいたっけ)
そして、演奏するのは林はるかさん、そよかさん姉妹による
ピアノとチェロのデュオ、アウラ・ヴェーリス。

ホールへ入ると、舞台中央に噺家さんが落語をする
高台があり、その脇にグランドピアノが置かれていて、
最初はまず落語から。

演目は江戸落語「時そば」のオリジナル版(もともと上方落語から
きた噺らしい)で、上方なので「時うどん」です。
話の流れはほぼ同じですが、「時そば」では、
ある男がそばの値段をちょろまかすのを遠くから見ていた別の男が
マネしようとするに対し、「時うどん」は2人いっしょに
うどんを食べているときに、一方の男がうどんの値段をちょろまかしたのを
隣の男が見ていてマネをする、と設定が少し違います。

「時そば」でもありましたが、うどんを受け取って
ズズーっとすすって食べる様子と音がとてもリアル。
落語家は、ああいうリアルな音の出し方も練習するんでしょうね。

落語が一席終わって、クラシックの演奏に入る前に
舞台の準備があるので、そのあいだの間を福丸さんが軽妙なトークでつなぎ、
いよいよアウラ・ヴェーリス登場。

前半はサン=サーンス「白鳥」やフォーレ「夢のあとに」など
クラシックの小品を演奏し、(「空へ」という林そよかさんの作品も演奏されました)
後半は彼女たちがリリースしたアルバム「ジョン・レノン・クラシックス」から、
「イマジン」や「ウーマン」などの作品を演奏。

衣装も前半のクラシックはロングドレスで、
後半のジョン・レノン作品は、視覚的にも雰囲気をガラっと変えて
白いパンツスーツとワンピース姿で演奏。

やはりここでも、後半へ移る準備の間、
今度は着物からスーツに着替えた福丸さんが登場して
軽妙なトークで場をつないでくれました。

コンサート終演後は、屋上階にある屋上庭園で福丸さんや
アウラ・ヴェーリスを交えてのミニパーティ。
ホールを出たところで某企業提供のペットボトルのお茶を受け取って屋上階へ。
大きな窓からは夜景が見えてきれいでした。

ミニパーティとはいえ、たくさんの聴衆の方たちがひしめきあっていて
とても出演者の方たちと話せるような状況ではなかったので
ちょっとだけおじゃまして帰ってしまいましたが、
こういう落語もクラシックも聴ける気軽なコンサートだと
落語にしてもクラシックにしても、「ちょっと聴きにいってみようか」と
いう人たちにとっては敷居が低くて、とっつきやすいかも、と思いました。