【送料無料】 あなたはなぜ「嫌悪感」をいだくのか / レイチェル・ハーツ 【単行本】
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この本では、何に対して嫌悪感を抱くのか、またそれはなぜか
といったことを具体例を用いて説明しています。
嫌悪感を感じると、脳の一部が反応するそう。
で、ある症状があると反応するはずの脳の部分が反応せず
あらゆる感情のなかでこの嫌悪感だけを感じない、ということがあるそう。
人が何かを不快と感じ、嫌悪感を生じさせるレベルは人それぞれ。
何にどのくらい嫌悪感を感じるかというのは、その人の環境や
その時代の社会によっても変わってくるといいます。
また、恐怖という感情は、衝動的で思考をともなわずにわき起こる感情で、
たとえば目の前にトラが現れたといったように、差し迫った危険が
自分を死に追いやることを避けるのに役立ってくれる。
ある意味、生きるための本能的な感情であるのに対し、
嫌悪感という感情は持って生まれたものではなく、
後天的に学習されるもので、衝動的に生まれるものではない。
たとえば、何か嫌悪感をもよおすものを見たからといって
すぐに嫌悪感が生じるわけではなく、嫌悪感をもよおす対象を認識することで、
その対象が嫌悪感をもよおす対象であると確認してから嫌悪感が生じる。
しかも、この嫌悪感という感情は、人間だけが唯一持っている感情なんだそう。
人は、赤ちゃんのときには嫌悪感という感情はなく、
だからこそ、床に落ちている汚いものでも口に入れようとする。
それを、周りの大人たちが「それは汚いもので、嫌悪感をもよおすものだ」と
教えさとすことで、赤ちゃんが嫌悪感という感情を学習していくそうです。
なので、嫌悪感というものは基本的にはコントロールできるものであると
最終的にこの本では述べています。
嫌悪感をつきつめていくと、人の中にある避けられない死への恐怖があります。
でも、何に対して嫌悪感を感じるのか、ということは
その人の考え方、価値観次第なので、なぜその対象に対して嫌悪感を感じるのか、
ということを振り返ってみると自分の嫌悪感がどんなところから生じているのかを
振り返るきっかけになるのではないか。
普段の生活の中でこれほど嫌悪感について考えることはありませんでしたが、
嫌悪感も外からの刺激に対する反応、と考えることができるので、
いつ・どこで・何に対して・どのくらい・どのように嫌悪感を感じるのか、
自分の内面に意識を向けてみると、意外とそれほど嫌悪感を感じなくても
いいのでは、と思うことがあるかもしれません。
特に人間関係などにおいては。
そう考えてみると、人間関係において自分が嫌悪感を感じるのは
道徳的な観点ではなく、嫉妬心からかも?という気がしてきました。