公立中高一貫校入学前、予習をしておいた方がよいのでは?と、中学準備講座(数学、英語)なるものを受講したのですが、娘に「簡単なので自分で出来る内容だからそちらは行かずに、他でちゃんと英語を学びたい」と言われ、小学校卒業後の春休みから、週1、1コマ英語のみ塾に通い始め、今に至ります。



そのおかげなのか、比較的英語の成績は悪くはなく、160人中4位〜30位の位置にいます。

とは言え、まだ、中1なので、この先落ちる可能性もありますがチュー



中高一貫校でよく使われているNew Treasure(ニュートレジャー)。

娘の学校でも使われているのですが、これがかなり曲者で、夏が終わった頃、娘の幼馴染の男の子のお母さんから連絡があり、英語がわからなすぎて困っており、お母さんが教えたりしていたらしいのですが、反抗期もあり、お手上げとのことで、相談されました。



その幼馴染の男の子N君。

数学や他の教科でも上位をとっている子で、入学前の受検塾も一緒だったのですが、いつも偏差値70をとるような地頭よいお子さん。

なのになぜ???と思ったのですが、授業内容が早すぎて、単語数もすごく多くて、本当についていけないとのことで、娘と同じ塾に入塾し、今では娘と変わらない成績をとるようになりました。




New Treasureって、何がどう難しいのか、具体的によく分からなかったので調べてみると、、、、


単語量が多い

New Treasureは、多くの中高一貫校で使用されている教科書で、英文の量、単語数が、検定教科書に比べて圧倒的に多い。


中1~中3までに習得する英単語数は、

 ◾️検定教科書 約1200語

 ◾️New Treasure  約3000語



文法の特殊表現が多い

難しい表現や特殊な表現が多く、文法ページの例文には大学入試でも見かける表現がよく載っていて、難しい。


早い段階で難易度の高い英単語が出現

中1の段階で、英検3級(中学卒業レベル)の英単語が出てくる。



授業の進み具合が速い

単語量、難しい表現、難しい単語に加え、私立公立中高一貫校は、大学受験を見据えてるため、とても速いペースで授業が進み、ついていけなくなることが多い。


(※ネット調べ)



New Treasureは、英文の量が膨大で、難しいです。

一度その単元が分からなくなってしまっても、授業の進度が速く、理解が定着しないまま授業が次の単元へ進んでいき、そうなると前の単元がわからないまま新しい単元を学習しなければならず、理解の度合いが下がる一方です。


授業の内容をその都度復習し、しっかりと定着させることが大切なのかなと思います。


決して地頭がよいとは言えない娘が、今のところ中1の間だけではありますが、なぜ、落ちこぼれず、上位キープ出来たのか!?


娘の塾での1年間の英語学習をまとめてみました。



春休み中

新中学問題集 英語 中1 発展編を終わらせる

ただし、最初の単元は、知っていることばかりだったため、そこは省いて進めたそうです。


4月から2月

新中学問題集 英語 中2 発展編を終わらせる


3月から

新中学問題集 英語 中3 発展編をはじめる


6月から10月

英検4級対策のため、英検4級でる順パス単を全て覚える


10月末から1月

英検3級対策のため、英検3級でる順パス単を全て覚える


2月から

英検準2級対策のため、英検準2級でる順パス単を覚えはじめる





結果的に娘は、先取り学習をしていたことになり、授業も基本わかるものばかりだったそうです。

但し、やはり単語は、初期から難しいものが多かったそうなので、1年生のうちにパス単3級の単語を覚えておくと、良いそうです。

新中学問題集は、最初先生から説明してもらい、問題、STEP 1、2をやり、確認テストで間違えたところは、何度も解き直しして、知識を定着させたそうです。

塾で、単語テスト(週100単語)を実施(塾時間外)してくれているので、嫌でも習得単語数が増えているため、これが長文読解にもかなり役立っているそうです。文法がいまいち理解できない場合でも、単語を知っていれば予想ができることもある(難易度が上がれば英単語だけではダメですが)ので、単語を覚えることも大事かなと思います。



New Treasureを使われていて、難しいと感じる方の少しでも参考になれば幸いです。