娘の第一希望は、公立中高一貫校でしたが、滑り止めで私立併願予定のため、算数のみ個別塾に通っておりました。



個別塾(算数)に通う前は、理解が浅い箇所があると、理解を深められそうなドリルやテキストを買ってきて欲しいと娘にお願いされ、本屋さんに行ってその都度購入しておりました。


その時に出会ったこちらの本。



私立受験の算数は、公立中高一貫校の適性検査と違い、小学校で習わない問題も出題されます。特殊算、線分図解法や面積図解法、ダイヤグラムなどのようなやったことのないものも多く、いつもつまずいていました。



そんな私立中学受験の算数が不得意な娘。



この本には、

⚫︎算数の重要公式が34

⚫︎ウラワザが71

⚫︎ルールが18

⚫︎覚えておくと有利な数字が10

⚫︎覚えておくと有利な言葉が5

記載されています。



それと、この本の「はじめに」に記載された、作者(塾経営)の「自分の教え子たちが他の受験生よりも速く正解を出せるようにしたいな〜」といつも思っていて、25年以上塾講師として培った「血と汗と涙の結晶です」の言葉にググっときて、購入しました。



娘も、最初はペラペラめくっていただけでしたが、算数の偏差値が下がり、個別塾に通い始めたころ、この本を本格的読み始め、偏差値も少しづつ上がり始めました。



公立中高一貫校の点数開示に行った際に、思っていたよりも点数が高めだった娘。

その時も、興奮しながら「ママが買ってきた光速ワザがかなり役だったのよ!」と車の中で騒いでました。



光速ワザのお陰で、公立中高一貫校の集団塾でも、娘の計算の速さを先生に褒められたと言ってました。



ただ、この「光速ワザ」は、考え方などの記載がないため、公立中高一貫校の適性検査では、考え方、解き方が重要になる場合も多く、あくまでも、適性検査では速く解くことに役立つとのことです。



そして、この「光速ワザ」は、私立受験のための本なので、適性検査に全ての項目が役に立ったわけではないそうなので、適性検査で役立った覚えておいた方が有利な項目を娘にきいてみました。



全ての公立中高一貫校の適性検査にあてはまるわけではないので、参考程度に読んでいただけたらと思います。


 

光速ワザ適性検査で役立った項目


算数重要公式

⚫︎速さ

⚫︎旅人算(2人・逆の方向)

⚫︎旅人算(2人・同じ方向)

⚫︎時計算(長針が短針より多く進む角度)

⚫︎平均の速さ

⚫︎割合

⚫︎食塩水

⚫︎仕事算

⚫︎等差数列⬜︎番目の数

⚫︎等差数列の和


算数ウラワザ

⚫︎1から50までかけたときの0の数

⚫︎並び方【バーミテーション(順列)】

⚫︎道順

⚫︎勝ち抜き戦(トーナメント戦)の試合数

⚫︎総当たり戦(リーグ戦)の試合数

⚫︎秒速と時速の変換



算数のルール

⚫︎いろいろな数列

⚫︎⬜︎日目、⬜︎日後、⬜︎日前


覚えておくと有利な数字

⚫︎平方根

⚫︎3.14の倍数

⚫︎うるう年

⚫︎大の月・小の月

⚫︎1年後の曜日


適性検査では、学校で習わない問題は出ず、公式やルールにあてはめずとも、考えれば出来る問題がでます。

あくまでも、速く解くのにおすすめではありますが、公式があてはまらないものもあるそうです。

(適性検査のスーパー過去問で、並び方のウラワザでは解けず、樹形図を使わないと解けない問題があったそうです)


全て公式やルールに全てあてはめるのではなく、問題をよく読み、この公式やルールが使えるかの判断も必要だと娘は言ってました。


適性検査は、45分という短い試験時間に沢山の問題を解いていかなければなりません。

少しでも速く解けるように、参考になれば幸いです。




娘が実際使っていたものです

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