娘は、幼稚園の頃から、負けず嫌いでした。

年少さんの時に、お友達から、直筆のお手紙をいただき、お友達が文字を書けることがショックだったらしく、「私も書く!」と、必死に勉強するところがありました。

ただ、天才ではなく、あくまでも凡人の負けず嫌い。

その負けず嫌いを利用して、英語教室だったり、通信教育だったり、自宅学習をやってきました。


そんなある日、英語教室のお友達が、お姉ちゃんの受験のため、英語教室を辞めることになったんです。

お姉ちゃんの受験先は、神奈川県の公立中高一貫校。

受験といえば、私立しか知らなかったわたしは、色々調べたら、学費は安いし、質の高い教育が受けられること、英語教育にとても力をいれているところなどなど、魅力的に思えてきました。


後に、わかった、公立中高一貫校の受験は、「受験」ではなく、「受検」ということ。そして、狭き門。そして、色々な考え方がありますが、適性検査という、勉強したら必ず点数が取れるものではない、我が家的には難しい試験に挑まなければいけないこと。


でも、チャレンジしない手はない!と、受検をさせようと心に決めたのでした。