『Daily Star』 ツイート
マンチェスター・ユナイテッドはデイヴィッド・モイーズ監督(50)を解任する決断を下した場合、
かつてチェルシーを指揮してプレミアリーグを1度制覇し、
現在レアル・マドリーを指揮するイタリア人カルロ・アンチェロッティ監督(54)を
次期監督候補として狙っている模様です。
ユナイテッドはモイーズ監督が今季より率いたチームで不振に陥り、
深刻なプレッシャーに陥っていることで
早くも交代説が長く取り沙汰されている状況下にあります。
仮に解任した場合に備えて夏に向けて
候補者の選択肢を検討し始めている、とみられています。
マドリーのアンチェロッティ監督もサンチャゴ・ベルナベウの
一部のファンなどから批判の渦中にあると報じられており、
リーガ・エスパニョーラでバルセロナとのエル・クラシコ、
アウェーでのセビージャ戦と連覇を喫しており、
今週チャンピオンズリーグの準々決勝でボルシア・ドルトムントとの1stレグを迎えます。
仮に昨季のジョゼ・モウリーニョ監督のチームが準決勝で敗れたのと
同じく2季連続でブンデスリーガクラブによって敗退へと追いやられた場合、
それはアンチェロッティ監督が退団へと向かうことになる、
とマドリーのチャンピオンズリーグ制覇という目標が達成されなければ
1季でのイタリア人監督時代の終焉となるとのこと。
今季以降のアンチェロッティ監督の去就は既に疑問視されているそうで、
皮肉にも対戦予定のドルトムントのユルゲン・クロップ監督(46)が
イタリア人監督の後任候補として持ち上げられています。
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン人ディエゴ・シメオネ監督(44)と共に
クロップ監督はオールド・トラフォードでも後任の選択肢の1人として
候補化されているとみられています。
ホームでのマンチェスター・シティとのダービーでの完敗は、
ユナイテッドのドレッシングルームでやる気にさせる
スコットランド人監督の能力に関して大きな懸念が表明されています。
ユナイテッドがバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグの
準々決勝1stレグでホームに迎える火曜日に
不幸なファンの前で新たな一撃でますます苦しんだ場合、そ
れはモイーズ監督の棺に最終的な釘を打つことになるそうです。
54歳のアンチェロッティ監督はクロップ監督よりも
はるかに安全な任命となる予定であるとみなされています。
チェルシーの指揮官としてのファーストシーズンでアンチェロッティ監督は
ブルーズを国内初のプレミアリーグとFA杯の「ダブル」へと導いていました。
また、ACミランやパリ・サンジェルマンでも指揮官を務めた
アンチェロッティ監督はユナイテッドの「92年組」と評される
ライアン・ギグス(40)、ポール・スコールズ(39)、そしてフィル・ネヴィル(37)の
コーチとしての彼らの価値を証明するような上級の指揮官の人物像としての
働きをすることもできる、と高い評価を受けているようです。
『Daily Star』 ツイート