ベルギー発フィルム・ノワール「ティアーズ・オブ・ブラッド」 | 英語で働きフラ語で遊ぶ!ハングルどーする!?

ベルギー発フィルム・ノワール「ティアーズ・オブ・ブラッド」

Bonjour, Yuri♪です。

今回は、久しぶりに

フィルム・ノワールといいますか

バイオレンスやアクションたっぷりの

フランス語の映画をご紹介します。

(厳密にはベルギー映画)

 

それが、「ティアーズ・オブ・ブラッド」

でも、原題は

「Entre la vie et la mort」

生死の境をさまよう・・・感じ

 

まずは、予告編をどうぞ!

 

 

あらすじ;

一人の若者が地下鉄のホームから転落する。

運転手のレオは、直前で事故を食い止めるが

その後、若者は銃で撃たれた傷がもとで死亡する。

その若者は、疎遠だった息子のユーゴだった。

警察は死亡したユーゴが強盗事件に関与しているとして

捜査を開始する。

一方、レオは自宅に戻ると、突然男に襲われる。

レオは警察の目を欺きながら

真相を追求していく。

 

まず、いきなり知らない男に襲われるものの

相手が逃げ出してしまうほど、

このレオが強いのに驚き、

暴漢に襲われたのに直後に来た警察に

何も言わないことに不信感を抱く私。

その後も、彼の行動が理解できずに

モヤモヤが続くんだけど

少しずつ、本当に少しずつ

事実が明らかになってくると

そういうことだったのか!と

感心した。

この謎が解けていく展開が

とても面白かった。

メキシコ系の男性とのやり取りも

緊迫したストーリーの中で

ちょっとだけ、癒しになった。

 

さて、日本版のタイトルにもなった

「ティアーズ・オブ・ブラッド」ですが

確かに、主人公は血の涙を流すけど

この設定って、別に無くてもよくない?

と思いました。

彼の設定はラストシーンで

”なるほどねっ”とは思うけど

たいした意味はない。

 

 

あっ、そうそう。

映画の舞台はブリュッセルです。

隣国とはいえ、やはりフランスとは

景色が違うんですよね。

 

劇中、この分子構造模型みたいな建物が、

妙に気になって気になって…(笑

 

BRUXELLES, TRADE MART - PARCO DELL'ATOMIUM

近くに映ったTrade Mart Bruxellesの文字を頼りに

調べたところ、Atomiumという建造物で

1958年のベルギー万博の展示物として建設。

メインの球体にはレストランがあり

ブリュッセル市街地や周辺のパノラマビューが楽しめるそう。

SFっぽいから、

最近建てられたのだとばかり思っていました。

 

そして、映画のエンドロールを見ていたら、

「コロナ禍、映画を撮るのを

許してくれてありがとう」と

監督が謝意を記しているのを見て

ジーンとしました。

映画の完成は2021年。

まだ人と接触するのもはばかられる時期です。

そんな中、あんな激しい映画を撮ったのかと思うと

彼らの苦労がしのばれます。

 

あの頃がウソみたいだと思いながら

ではでは今日はこのへんで。

 

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