2019東京国際映画祭 観客賞なのも納得「悪なき殺人」 | 英語で働きフラ語で遊ぶ!ハングルどーする!?

2019東京国際映画祭 観客賞なのも納得「悪なき殺人」

Bonjour, Yuri♪です。

ドミニク・モル監督の新作に合わせて

彼の前作品が上映されると知り

こちらを先に見てきました。

「悪なき殺人」

原題:Seules les betes

 

まずは予告編をどうぞ!

 

あらすじ:

フランス山間部の村で、女性エヴリンの失踪事件が起こる。

それを軸に、それぞれ秘密を抱えた5人のストーリーが展開し

 *精神が不安定な農夫ジョセフ

 *そのジョセフと不倫するアリス

 *アリスの夫ミシェル

 *ウエートレスのマリオン

 *アフリカに住むアルマン

驚きの真相があきらかになる。

 

まず、一見何の接点もなさそうな人たちが

実は繋がっているということに驚かされました。

特に、フランスの山間部と、アフリカのアルマンに

どんな接点があるんだろうと見ていたのですが

うわー、そう来たか!と思わずうなってしまった。

 

ちょっとしたシーンが描かれたのち

別の登場人物の経緯が明らかになると

あっ!そういうことだったんだと納得する。

それの繰り返しで、

少しずつバラバラだったパズルが

カチっとはまっていくような快感があった。

 

ジョセフが醸し出す薄気味悪さに

ホラー映画なのか?と不安にさせられたり

後半、強面のミシェルの情けない一面を見せられ

Oh, lala 男って…と思ったり、

アフリカのアルノー篇では

奇妙な黒魔術に笑ってしまったりと

私の感情は忙しかった

(それが楽しいんですけどね)

 

各々が、愛を求めていて

ほんの一時、手に入ったように見えても

最後は失ってしまう切なさも感じた。

最終的に誰も幸せになれない。

 

それぞれの結びつきが明らかになり

犯人が判明して、

これで終わりかと思っていたら

最後の最後に、ここもか!という

偶然が明らかになる。

 

この人物関係を思い付いた人、天才!

すっごく楽しめました。

3/21まで新宿・武蔵野館で上映しているので

興味が湧いた方は、ぜひ見に行ってほしい。

どこかで配信されているなら、

それを見て欲しいと思いながら

ではでは今日はこのへんで。

 

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