いい意味で裏切られる!「ルー、パリで生まれた猫」
Bonjour, Yuri♪です。
今回は可愛い映画をご紹介します。
「ルー、パリで生まれた猫」
原題: Mon chat et moi,
la grande aventure de Rrou.
(猫と私、ルーの大冒険って感じ)
まずは、予告編をどうぞ。
子猫と女の子とParisなんて
そりゃ、みんな好きよ(爆)
主役の猫ちゃん、ルーは確かにパリ生まれですが、
この映画、
子猫の映像は、た~っぷり
女の子は、それなりに
Parisは、ほんのちょっとですから。
配給会社にイエローカード!
「ミッドナイト・イン・パリ」ならいいのよ。
あんまりパリであることに意味が無い場合
へたにパリってつけると
かえって映画の印象が弱くなると思う。
さて…
初めは、猫(ルー)の愛らしさにやられました。
猫目線で見る動物(鳩とかネズミとか)が楽しい。
そうそう、おっきくて怖いよね。
誰だ?こいつって感じよね~とか。
共感したりして(笑)
そして女の子(クレム)と猫の触れ合いに
可愛いなぁと
微笑ましく見ていましたが、
子供と動物が可愛いだけの話にしないのが
フランス映画の真髄(大げさ)
家族3人で過ごす最後の夏
両親の所有する別荘に出かけます。
近所に住む芸術家の女性。
子供だからと甘い顔をせず
率直な物言いに
クレムは魔女と恐れています。
彼女の飼ってるランボーも
デカくて怖い💦
別荘地のある場所は、人の手が加わっていない森。
初めは美しさに息を呑むのですが
それだけではない自然のもう一つの顔
厳しさも、否応なしに見せてくれる。
こんなの、どうやって撮ったの!?って
シーンもあり。
ストーリーの展開と共に
夏から秋、そして冬へと移ろう季節。
物語の冒頭ナレーションで
“これは2人の成長の物語”と言うんですが
まさに、クレムとルーは
厳しさに直面しながら成長していくんです。
初めは、クレムと同じく
魔女やランボーを恐れていた私でしたが
(観客もきっとそうだと思う)
普通なら言いづらくてためらいがちなことを
きちんと言ってくれる、
自然の厳しさを教えてくれる
愛ある人物だったのです。
(でも、本当につらいことを言うのよ。)
最後にクレムの母親が
魔女をハグしたときは
胸がじ~んとしました。
あのルックスのランボーさえ、
最後の方は、心配している表情が
可愛くてかわいくて…
映画を見る前に想像していた物語とは
全く違う結末でしたが、
(ごめんなさい、ちょっとなめてた)
大満足でした。
これは、たくさんの人に(お子様にも)
見て欲しいなと思いながら
ではでは今日はこのへんで。
本日もアクセスありがとうございます。
ランキングに参加しています。
よろしければ、ぜひワンクリックを
お願いします。
P.S. 映画の最後に、
“動物を傷つけてはいない”との
メンションがありましたが、
結構心配になるシーンがあったことは
事前にお伝えしておきます。