ロバの瞳がこんなに愛しいなんて!「EOイーオー」 | 英語で働きフラ語で遊ぶ!ハングルどーする!?

ロバの瞳がこんなに愛しいなんて!「EOイーオー」

Bonjour、

先日ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3を見て

ポロポロ泣いたYuri♪です。

(前作でも大泣きしたっけ)

 

さて、「セヴェンヌ山脈のアントワネット」や

「イニシェリン島の精霊」を見てから、

すっかりロバが好きになった私。

ポスターだけで、これは見なくちゃと

決意しました(笑

 

EO イーオー | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品・上映情報 - 映画ナタリー

 

カンヌ映画祭では審査員賞や音楽賞を

他の映画祭でもさまざまな賞を受賞しています。

そして、ポーランド・イタリア映画とのことですが

イザベル・ユペール様もご出演。

 

 

あらすじ:サーカス団にいたロバのEOは、

とある理由で、さすらいの旅を始める。

偶然行きついた場所でさまざまな人と

出会いと別れを繰り返し、EOの旅は続く…

 

もしかして、とっても芸術的で(つまり面白くない)

真面目なドキュメンタリーなのだろうかと

不安を抱きつつ見始めたんですが、

飽きることなく最後まで楽しめました。

 

確かにとても芸術的ではあります。

イーオーの道中、彼が目にする自然の美しさには

目を見張るものがありました。

例えば、運搬車に乗せられたイーオーが

木の柵の隙間から見た

疾走するサラブレッドの美しさ、

サラブレッドと広大な草原の風景ったら…

 

「うんうん、イーオー、君も

こんな広い世界を駆け回りたいよね」と

イーオーの気持ちに同意していました。

 

他にも、見たことのない形の山や

(ポーランドにあるのでしょうか?)

ものすごい水流のダム(?)だとか

美しいシーンが沢山ありました。

 

初めは、イーオー可愛い、かわいそう

悲しそう、寂しそうと思って見ていましたが、

不思議なことに、途中で

それって、ただの「私の感想ですよね」って

自分に対して冷ややかになってしまった。

イーオーの置かれた状況を鑑みて

自分が勝手にイーオーの気持ちを類推してるに

過ぎないなと思ってしまった。

イーオーは、そんなこと思ってないかもしれないのに。

ただ生きてるだけかもしれないのに。

ちょっと人間の勝手さを感じてしまった。

 

とはいえ、やっぱり旅の行く手で

偶然出会った人が、イーオーに優しくしてくれると

嬉しいし、粗雑な扱いをすると胸が痛みました。

 

そして、イザベル・ユペールは

いつ、どんな形で登場するのだろうと

期待しながら見ていたら、

最後の方に出てきました。

彼女が出てくると、独特な緊張感に包まれます。

 

でもね~、個人的には

彼女の出演するくだりは必要性を感じなかった(爆

イザベル・ユペール様、好きなんだけど

最近、いつも気が強くて性格の悪い人役でしか

出てこないのよね。

「ミセスハリス、パリへ行く」もそうだった。

ご本人は、新たな役柄を開拓する気はないのだろうか?

それとも、こんな意地悪役を楽しんでるのかな?

 

ともかく、何も語らないロバが主人公の映画に

こんなに魅せられるとは思いませんでした。

ちなみに、イーオーを演じたロバは6頭いたみたいで

エンドロールに名前が載っていたのが可愛かったです。

お疲れ様と思いながら、ではでは今日はこのへんで。

 

今回もお越しいただきありがとうございます。

ランキングに参加しています。

よろしければ、ぜひワンクリックを

お願いします。

 

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村