17日に、大雪の影響により、関越自動車道で多くの車が立ち往生した被害がありました。
近年、雪の降り方が変わってきており、異常降雪が多いと聞きます。
対策を復習しておきましょう。
雪への備え
降雪のない地方に住んでいる一般ドライバーは、雪道走行をしないことを強くおすすめします。
吹雪などの時にやむを得ず外出するときは、万が一のトラブルに対して備えが必要です。
まずは
雪道のドライブは、普段より入念に運行スケジュールを組み立てる必要があります。
目的地の積雪量や道路情報(チェーン規制など)を確認しましょう。
天候によっては、予定していた道路が通行止めになっていることもあります。
目的地までの最新の道路状況を把握するために、国交省が公開している「雪道情報」などを活用するのもひとつの方法です。
車の装備
まず注意しなければならないこととして、
ノーマルタイヤで滑り止めを講じずに積雪した道路を走るのは、法令違反となります。
必要な以下の装備となります。
ノーマルタイヤで滑り止めを講じずに積雪した道路を走るのは、法令違反となります。
必要な以下の装備となります。
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- スタッドレスタイヤ
- 絶対必要なもの。急勾配か凍結した路面以外なら十分に走行可能です。
雪道のノーマルタイヤは、走ることができても、止まることは難しいです。必ずシーズン前に交換を行ってください。
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- チェーン
- 大きく分けると、金属タイプと非金属タイプがあります。必ずタイヤのサイズに合わせ装着してください。
稀に「チェーン規制」が実施される場合があります。日ごろからタイヤチェーン携行や脱着方法の確認を行ってください。
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- ワイパー(スノーブレード)
- 冬はワイパーに雪や氷が付着し、ウィンドウのふき取りができなに場合も。雪がつきにくい冬専用のワイパーブレード(スノーブレード)を装着することをおすすめします。
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- ウォッシャー液
- 冬の運転では、ウォッシャー液を使うことが多いので、走行前に補充しておきましょう。
特に冬は通常のウォッシャー液では凍結する場合があるため、寒冷地用のウォッシャー液に入れ換えましょう。
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- 燃料(ガソリン)
- 雪道の走行は燃料の消費量が多くなるので、出かける時は燃料をいつも満タンに近い状態にしましょう。
給油時には凍結防止のための特別な配合をした寒冷地仕様のものを給油しましょう。
車内に入れておきたいもの
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- 毛布
- スタック(雪にタイヤがはまって動けなくなること)などにより、暖房などが効かなくなる際の防寒対策、車外での作業のために必要です。
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- 防寒着
- 万一雪道にタイヤがスタックした時にタイヤの下に引くと脱出できます。
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- 長靴
- スタック時や降った雪を掻き分ける時にあると便利です。
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- 軍手・ゴム手袋
- 軍手は車外で作業するときなどに便利ですが、雪で濡れると凍ったりしますので、ゴム手袋があればさらによいです。
袖口から雪が入って濡れるのを防いでくれます。
スキー用手袋で代用もできます。
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- スコップ
- 除雪作業のために必要です。
また、スタックした時に脱出するのにも使います。
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- 牽引ロープ
- スタックしてしまった場合、牽引してもらう際に使用します。
専用の牽引用ロープでないと、ちぎれてしまうこともあります。
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- 懐中電灯
- 夜間や降雪中の車外作業など、視界を確保するのに使用します。
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- カイロ
- 車外での作業時などに、手や体を暖めてくれます。
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- 温かい飲み物・食料や非常食
- 立ち往生した際、近くにコンビニがない場合やあった場合でも物流に影響が出て品物が無い場合があります。
水分補給もこまめに行い、脱水症状を防ぐことで、エコノミー症候群のリスクも下げることがでます。
また温かい飲み物は体を中から温めてくれます。
また、栄養補助バー(エナジーバー)など小腹を満たすものも一緒に用意しておきましょう。
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- 携帯トイレ
- 立ち往生が発生してしまうと、車内や近くにトイレの無いところで長時間過ごさないといけないかもしれません。
そのような場合にあると便利です。
参照元:国土交通省東北地方整備局『郡山国道事務所』 雪道運転に必要なグッズ
雪の日の運転・立ち往生について
では、実際の運転の注意・スタックについて・立ち往生の注意点などは別記事にまとめてあります。
ぜひ合わせてご覧ください!
アレルギー対応の非常食(防災食)