第30回 ツールドおきなわ 210km完走記 2018年11月11日 | Allegro(アレグロ)

Allegro(アレグロ)

Allegro(アレグロ)自転車ロードレースクラブチームに関する情報をお知らせしています。

りゅうやまパパです。

 

天気予報は晴 最高気温27℃、東北東の風 風速1m~3mの予報

日差しがきつくなる正午あたり、道産子にはつらい気温、脚が攣るのをどれだけ

押えて走ることが出来るか。

そしてなんとしても17:30の飛行機に間に合わせなければならない

千切れる、機材トラブルなど予期せぬ事が起きた場合はショートカットして名護にたどり着かなければならない強行スケジュール

 

補給水

オリゴノール1ℓ/トップスピードタブレット9個(補給水に溶かす)

補給食:

きびだんご7本/カルシウムMg 20粒

 

朝6時過ぎに整列場所へロードを置いてお手洗いに

ここで元チームメイトのつくさんにあって会話が弾む、それからお手洗いの順番待ちをしている間に既に移動が始まっていたみたいでロードが取り残されていた

どうやら昨年より10分ほど整列が早かったらしく思ったほど後方では無く

偶然チームP Sさんを見つけ一緒に並ぶことが出来た

 

210kmはエントリー数421名 出走者数 384名

記念大会とあって脚力自慢が集合したのか、例年定員に達しない210kmクラスが

申込締め切りとなった。

 

スタート7時27分と同時に何故か後方で落車発生

Sさんのおかげで前方に位置していたので事なきを得た

 

今年は昨年よりペースが速く感じる

向かい風が弱めである事も関係するのかサイコンでは50km/hくらい

なんとなく真ん中から左よりに位置して走る

心拍も170前後まで上がり特に息切れはしないアドレナリンが出ていて調子が良い

 

つくさんが近くにいたのですぐ後ろでレースを展開

昔の練習会を思い出し凄く安定して走りやすい

 

程なくして50kmカテゴリーで千切れたサイクリストがぽつぽつと

このスタート順はなんとかならないかなと毎年思う。

しかも210kmの列車に乗ろうとした50kmの選手がいたことにはびっくり

頼むから立ち位置を考えてくれ。

現在位置から先頭がよく見える、前のほうで巡航できているようだ

 

本部半島も終わりかけ毎年落車が発生する

道路幅が急に狭くなる41km地点も難なくクリアできた

ちょっと拍子抜け

 

すこしでも補給できる時に口に物をいれる

きびだんご1本、カルマグを少しづつ

 

65.3km地点、国頭村140kmクラス選手がスタート待ちをしていて

幅が狭められちょっと焦ったが無事通過

ここまで来るとまずひと安心

 

と思った矢先 65km地点あたり、右後方で大落車発生 

なんでもない平坦な直線で何が起こったのだろう?

不思議と今年は左側に居たかったのが功を奏した

 

さて普久川頂上まで標高359mの登り、意外と登れると思ったのも束の間

あっという間に先頭が見えなくなってしまった。

そして後ろからつくさんが?落車に巻き込まれたとのこと

でも予想していた通り淡々と登っていきます

強くなっているな~と関心

 

私もケトルベル効果か?昨年より約1分速いtimeで登っている

前方にも沢山の選手がまだ見える、少し嬉しい

 

あらかじめオリゴノールは1本消費しておいて

頂上で補給水のボトルを2本受け取り1本は体にかけ、1本にトップスピードを入れる

 

下りに入ると5名~10名ほどの集団が間を置いて複数形成されている

昨年は奥まで積極的に前に位置していたが

今年は無理をしない程度に大人しく走ることを心がける

 

つもりだった

 

性格的に大人しく走れないようで常に前に出る

前の集団に届きそうならこれまで一緒に走ってくれた選手たちに申し訳ないが

踏み倒して合流する 2度ぐらいあったかな~

 

奥関門(100km地点)を100km40歳オーバー10:08スタート前に通過できた!

昨年より5分ほど速い

ここでまた偶然、スタート待ちをしていた大御所Fさんとハイタッチ

 

しかしすぐさま号砲が聞こえて100km40歳オーバークラスがスタートした模様

あっという間に100kmクラスの選手に追い越される

フレッシュな脚は良いな~

自分も更脚であればこれぐらい登れるのかな~

等々考えながら登る

 

数分速く走っているだけでこれだけ視界が変わるのか

ただ100kmの集団が大きいので落車のリスクは高まっている

その点は充分注意しなければ

 

日差しも徐々にきつくなり始めてきた西海岸、複数クラスが入り混じり

且つ人数が多くなると後方待機選手が増え始め

前方でローテーする選手は決まってくる

もちろん私も積極的に引く 無駄足でも構いません

 

意外と早くたどり着いた2回目の普久川

1回目より登れない、しかも昨年よりも1分半遅い28分30秒

 

また勢いよく140kmの先頭集団が抜いていく

もちろん見送る……

 

補給所では今度は水3本をもらい頭、腕、脚にひたすら水をかける

暑さに体が消耗している模様

なんとなく頭がボーとしている気がする

気のせいにしたい

 

選手が多いので慎重に下った先にある学校坂

140kmも走ってくるとよちよち登りでしか登ることが出来ない

勾配10%を超えるとあわや速度は一桁台

凄く遅く感じるのだが周囲もそんな感じ

 

早々にカルマグを摂取し脚攣り防止に備えるが内転筋がピキピキいっている

 

去年はここで立ち止まったなとか回想しながら、絶対に集団から千切れないと誓う

踏みすぎなければ大丈夫

 

この辺りにくるとトラブルが無ければ完走は大丈夫だろう

時間が気になり頻繁にサイコンの時計と残り距離を確認

飛行機に間に合うだろうか?

 

正直落ち着かない

 

安部付近で前方にshinsunさんを発見ついつい元気がでる

声をかけ、42km/h前後でローテーをしてみる

ひと時でしかなかったが楽しかった

その後は単独走に

 

しばらくぽつぽつと選手がいる中を巡航していると

後ろに付く選手多数

引いてあげるつもりは無いのだが

そして勝手に千切れていく

 

昨年と変わらない状況に学習能力がないなと思いながら

羽地ダムへ向かうT字路を右折する頃、まとまった集団が追い越していった。

ここぞとばかりに便乗

 

羽地ダムの登りは相変わらずつらい

時々追い越されるオレンジゼッケン(210km)は意識してしまう

2名ほど追い越されて

下りで2名追い抜かし 差し引き順位としてイーブン

 

川上関門 通過13:37 23分前に通過できた

昨年より3分速い

 

すると後ろか声が掛かり、お知り合いのスギさんが?

てっきり140km先頭集団でとっくに追い越されたと思っていたので

ちょっとびっくり

お願いして後ろに付かせてもらう

 

少し回復したところで僅かでも引いてあげてイオン坂で見送る

 

残り3km ここにきて脚が攣りはじめた

上半身も攣りそうな気配

少しでもtime短縮の為にゆっくり脚を回して回復しては踏むの繰返し

 

ふと振替えると300m後方に集団が見える

ここまで来ればどうでもいいことだが一応逃げる

そしてオレンジゼッケンがいないことを願う

 

残り200mくらいのところで追い越された

確認するとオレンジゼッケンは居なかったのでほっとした

 

そのまま流してゴール

すぐさま時間を確認 13時45分

予定通りだ、まず駐車場へ直行

スマホを手に取り看板の前で記念撮影

昨年プログラムと一緒に捨ててしまった完走証を印刷してもらい

すぐさまもどる

 

すぐ出発できるよう昨晩の荷物はまとめておいた

今年は無くさないようしっかり完走証をバッグに入れ

着替えを済ませ 駐車場14:15分出発

 

前日買い込んでいた補給食を運転しながら食べ高速を走らせる

スピード違反と事故に気をつけながら安全運転

余計なtimeロスはしたくない

 

満タン返しのガソリンを入れレンタカー店15:30分到着

すぐ送迎車が出発できるということなので輪行袋には入れず

了承を得てロードごと送迎車に積込んでもらう

 

空港到着16:00

無事強行スケジュールのレースが

本当の意味でゴールできた

 

結果

218位/384人出走中(完走284人)完走率74%

Time:6:19:12

Ave 33.2km