りゅうやまパパです。
第15回サロベツ100マイルロードレース
S-3カテゴリー 20km/周×3周
天候:晴 気温18℃ 路面:ドライ(昨晩降った雨で水溜りあり)風向き:北北東
前日の夜、スタート地点でテント宿泊 夜は1人焼肉でたっぷりのタンパク質とレバで鉄分を合計1kgほど補給する。
夜中、雨が降った模様だがレース当日は快晴少し肌寒い
軽くおにぎりときびだんごの朝食を済ませT花さんと試走に出かける
昨晩と風向きが真逆になっていてゴールに向かって大規模草地では終始追い風、その逆裏側P4~P9までの緩い登り区間では終始向かい風
この風をどう利用するかでレース展開が変わるだろう
エリートを皮切りに順次スタートを切りS-3_8:45分 スタート
大集団の下り追い風は正直怖い、安全に下った後の登り返し左前方で落車発生!なぜこんなところで?
まあ、私は右側にいたので巻き込まれる事なく前へ進む
P4を左折してからすぐ向かい風の洗礼を受ける、前に行きたがらない消極的な縦長の隊列が自然と出来る………前に行けばいいのにハンドサインで入りたがる選手多数
このような状況の時ほど2列で短めに交代して行けば楽なのに~と思いながら
前数人でレースが進み、後方待機多数の構図が出来る
なかなか先頭交代してくれないからどうしても5人~6人ほどジャンプして先頭へ
( やる必要ない無駄足)
集団を小さくしたくてもなんせサイコン読み30kmほどの速度では分断はされない
一応、勝つつもりでレースに参加しているのだけど
今回は、脚が抜け出ているSdoさんかなと思いながら仲良く会話して作戦会議
とりあえず2周は我慢しよう、後方で控えているH大生にチェックも入れながら
P7から大規模草地入口までの間にある小刻みな登り2箇所
まったく登れない人は………….ほとんどいないようで千切れる人がまれというくらい
集団がついてくる
P9を左折して大規模草地へ、これまでの向かい風がうそのように追い風が味方して背中を押してくれる、そんなに踏んだつもりは無いのに集団の先頭で引っ張る羽目に、といってもそれほど踏んでいるわけでは無く速度速めの巡航という感じ
1人逃げている選手がいたが全く無視
スタート地点近くまで引っ張りあげ縦長になった列もそろそろ小さくなったかな~と
後ろを振り向くがたくさんいること 皆さん同じく楽だったのですね~
そしてゴールラインにむけ凄い勢いで抜かれる
2周目に入りまったく同じ展開で仕切り直し
今回、大学生が多数参加しているはずだけどまったく持って後ろで気配を潜めている
とくにH大生おそらく脚を溜めてなんチャラを狙っているだろうけど
そんな事はさせないぞと前方でやる気を出している選手や周りに
彼らの為に頑張って引く必要は無いからねと声掛け 大事です!
2周目辺りから大規模草地手前の小刻みな登りで千切れる選手ポロポロ
大規模草地入口では曲がり切れない選手がネットに突っ込んで落車
景色が良いのだろうな~と思いながらも下るスピードが速すぎて周りを見渡す余裕が無い
全体的にスローペースで進んでいるのでこの追い風区間を利用して仕掛ければ
もしかしたら勝てるかもと期待感が
そんなことを考えながら走っているとSdoさんがあの逃げている選手、向かい風区間で捕まえれますよねと?尋ねてくる
え!前方に小さく見える選手1人逃げてるの 距離にして6~700m位だろうか
てっきり前のクラスから千切れてきた選手だと思っていたがそうではなかったらしい
ん~たぶん捕まえれるかもしれないけど脚を貯めていた選手であればちょっと不安だねと答えると
Sdoさんがすごい勢いで追走に入った、それに続けとペースアップ
結局とらえたけど道道に入る手前の上り5km位逃げていたことになる、ペースが安定して気づいていなかったらと思うとこの時点で決着がついていた可能性も
このあたりから大学生のジャージが前方に位置するようになってきた
もちろん向かい風区間、先頭は引っ張らない、であれば他の選手もそれほど頑張らない
まったりペースで集団も25名ほどに絞れている様子
53名でスタートしたので約1/2になった、でも多いな
私も向かい風区間は少しづつ後方待機の位置へ、でも周囲に垂れてきているように見えたようで、左抜きますとか・間入りますとか丁寧に前に出られる
実は一時、脚が攣りかけた時は焦った
今回ドリンクにオリゴノールとトップスピードを混ぜたスペシャルドリンクが効いて何とか復活、残り15kmはもって欲しい
集団で大規模草地手前の登りをクリアした直後の平坦路でSdoさんが抜け出した
距離にして300mほど、向かい風ではあったがすぐその先、P9大規模草地へ左折するとあっという間に更に差が開いた
自分がやるのだったらこの展開かなと思いながらたぶんもう決まったので見送る
すぐ後に前方でレースを展開していた3名が抜け出てさっきほど逃げていた選手(2位なった人)とH大生2人
集団はなぜか逃げを見送っている、私は位置取りが悪かったのと前に数名いて抜けれない この3名もたぶん逃げられるな、集団で追えば良いのにおそらく脚が無いのだろう、こういうときはつくづく位置取りの難しさを感じる、しかしただひたすら我慢の走りで前を追い、徐々に抜け出した矢先P10の110度くらいのT字コーナーで右手前にいたH大生が落車
かわすのに速度が緩む ちょっと焦った
今の順位を覚えている範囲で整理すると
Sdoさん→3名追走→1名単独→1名単独→1名単独→2名に追い越され(H大生含む)
その後ろに着く私(現在の順位 10番手)
攣りかけた脚はしっかり回復し踏める、散々引いてあげていたH大生の後ろに入り先ほどまでの貯金を使わせてもらい、絶対に前へは出ないと決めた
残り1km、H大生先頭の3名で追走している私たちのプロントが1名単独選手を抜いて9番手に上がった
残り500mでスプリントをかけH大生と一人選手を置き去りにの2名を抜いて 7番手へ
最後の登りもうひと頑張りゴールスプリント ぐんぐん6番手の選手が大きくなり
残り100mくらいで交わした!6番手 入賞圏内へ届いた!
でも右後ろに1人ついている、脚が持つ限りひたすら踏み倒しゴールラインを通過
レース展開としては可もなく不可もといったところですが
最後、大規模草地に入ってからのレース展開をもう少し工夫できたかも知れないと反省
結果 6位という物足りない成績でしたがワコーズーのチェンクリーナーとヨーグルトを
景品としてもらえたことは素直にうれしかったです。
今度はゆっくり自走して楽しみたいと思います。
結果 6位/53人中 Ave36.52km トップ差37秒99