りゅうやまパパです。
2014年(100km奥DNF)、2016年(136km普久川DNF)に続き3度目の挑戦となる
ツールドおきなわ210km(実際は207km)
天気予報は曇り 最高気温24℃、北北東の風 風速3m~4mの予報
集団に埋もれ西海岸を北上する時は向かい風で東海岸を下り疲れている頃、追い風となるベストの天候
補給水
オリゴノール1.5ℓ/トップスピードタブレット4個(補給水に溶かす)
補給食:
きびだんご10本/カルシウムMg 20粒
朝6時 日の出前暗闇の中、騒がしく参加選手が行動し始める
210kmはスタート7時27分
昨年より20分も早くなっており例年より完走が期待できる
プロが6時47分スタートしてから各カテゴリー順次スタート
与那(普久川ダム登り口)までの70km 落車祭りの平坦区間をいかに乗り切るかが完走を左右する。
向かい風の中それほどペースが上がらずといってもサイコンでは45kmくらい
356名の集団が1つのプロントとなりレースは進む、前方ではアタックあり逃げ有りのレースを展開しているが私はひたすら後方で我慢の走り(ひたすら完走目的)
程なくしてまず第1の落車トラップ 50kmカテゴリーで千切れたサイクリストが現れそれを避ける様にラインが乱れる
無事クリア!
第2の落車トラップ 60kmで下っていたと思ったら上り返しで減速しアップダウンでブレーキの嵐、スピードコントロールできない選手が単独で落者
無事クリア!
第3の落車トラップ 2車線から1車線への車線減少(約42km地点)
大落車発生!! 私は直前でブレーキを掛けて回避 ロードを降りて脇を駆ける
なんとか無事クリア!
この後集団に追いつくのに脚を使ったが何とか集団復帰でき一安心も束の間
第4の落車トラップ 中央車線のポール出現 気がつくのが遅れた斜め後ろの選手がトラップに引っかかり後続の選手を巻き込んで落車
私は無事クリア!
その後、約60km付近でトイレ休憩が始まる、用を足したい選手が突然停止する危ない場面も。
今年はスタートが早まった分140kmスタート前に通過する事が出来た
とりあえずひたすら後方でひらひらしながらここまで来て
早い段階できびだんごも摂取しておく
ここから苦手とする普久川頂上まで標高359mの登りが始まる 距離7km 平均勾配5%
緩やかな登り始めから時々勾配がきつくなる、そこで付いていけない選手は千切れる
お約束で私もそのうちの一人
1回目の普久川は22分30秒 トップから約5分遅れ
頂上で補給水のボトルを2本受け取り1本は体にかけ、1本にトップスピードを入れる
昨年はほぼ単独であったが今年は回りにぽつぽつと選手がいるので集団で走れる予感が
無理しない速度70km前後で下っていくと自然と集団が形成される
ただ皆、脚を溜めているのかなかなかローテーションがなされない
ゆっくりまわしたほうが逆に疲れないのに…….
とりあえず踏みすぎない程度のペースを保ち走っているつもりなのだが自然と離してしまい、ペースを落とし集団を待つといった走りをしながら
奥関門(100km地点)を100km40歳オーバースタート前に通過できた!予定通り
そこから4kmほどの登りが始まるのだが相変わらず15km~18km位の速度でヨチヨチと登る、周囲と登反力についてはペースが同じくらいなので安心して良いだろう……たぶん
アップダウンが豊富なコースはその先に下りが待っているが
集団なので慎重にライン取りをする。
下った先では100km(39歳以下)の大落車があったらしくいろんな人が倒れていた…..
気をつけないと…….
与那までのほぼ平坦区間を10人程度の集団で進んでいると
100km(40歳オーバー)の先頭集団が良い勢いで追い抜いていく、この列車に便乗して与那まで運んでもらう
(全然レースになっていないかも.)
2回目の普久川が始まる、1回目より登れない28分30秒
登反力の課題は未だ克服できず
途中で今度は140kmの先頭集団が良い勢いで抜いていく
もちろん見送る……
まだ周囲に210km選手がちらほら居るのでまだモチベーションを保てている
昨年DNFとなった2回目の関門(普久川ダム)を35分前に通過できた。
さてここからが未知の領域
昨年DNF後、自走で走ったが暑さ、アップダウンに散々だった記憶が残っている。
まずは普久川から思いっきり下ろう、意外とこのあたりに位置している選手は余り突っ込まないようだ、どうしても単独になってしまう…….
単独走をしていると100kmや140kmの脚のある選手が追いついてきては上手く列車に乗せてもらう
でも徐々に脚がきつくなってきた 距離は短いが勾配7%~10%の坂が次々と現れ脚が削られる
数回足が攣りかけ、その度に今回20粒用意したカルシウムMgを5粒筒摂取する。
(普段の摂取目安は4粒/日である)
宮城関門160km 29分前に通過
実は今年はここまでこれば御の字と弱気な考えでいた
集団が活性化しないのでちょっと踏んで前に出るがその先の登りで両足が攣るピンチ
脚が回らない……誤魔化すことも出来ずペダルを外し停止する、勿体無いが集団を見送る
カルシウムMgを摂取し少し休んでから走り始める。
何とか行けそうだ!
負荷的に85%程度に抑えながら脚が似たような人を見つけてはプロントになり無理しない程度に走る、
でも登りでちぎれては平坦で踏む
そんな繰返しが続きながら東海岸の平坦区間へ
惜しいところで前に追いつけず単独走
追い風も相まって35kmほどで巡航でき、数名追い越すも付いてきてはくれない
そんな単独走がしばらく続き
安部関門通過(183km)23分前に通過
羽地ダムへ向かうT字路を右折する頃、まとまった集団が追い越していった。
ここぞとばかりに便乗
あと最後の登り3kmほど相変わらず10km前後の止まりそうな速度で登る
ここは応援ポイントらしく、沢山の方が誰しも関わらず声援を送ってくれる
完走は出来そうだ!でも油断は禁物
川上関門を意識する
通過13:40 20分前に通過できた
もしスタート時間が昨年と同じだとしてもぎりぎり完走できた時間
ちょっとこだわってみた。
あとは下り口調+追い風のイオン坂を巡航
最後に面白いほど脚が回りゴールラインを通過
ゴールでは副代表嫁とこにたんが応援してくれていたのはありがたい
これまでの挑戦が実ったと言うか正直余り達成感が無いのが不思議だ
たぶんレースらしい走りが出来なかったからだろう
ゴール後はソーキそばを食べ、仲間とたわむれ
完走証をもらい(最終的には紛失してしまったが……)
そそくさとレンタカーを返却しに那覇に戻り宿泊先まで自走
(17時をすぎると真っ暗になりライトが無いと自走できないので)
結果は
218位/356人出走中(完走275人)完走率77%
Time:6:24:26
Ave 32.7km
タブレット類は全て消費したがきびだんごは4本余った
旅費は
飛行機代往復 \20,800(スカイマーク福岡経由)
レンタカー \ 5,240(1泊2日)
宿泊: \ 3,880(1日目車中泊)
プラス参加費のお小遣いで参加できるツールドおきなわ
これもこだわったうちのひとつであった。
とりあえず完走目標を果たしたのでひとまずおきなわ挑戦は一区切り
次なる挑戦を目指す