のづさんのレースレポート@市民体育大会 | Allegro(アレグロ)

Allegro(アレグロ)

Allegro(アレグロ)自転車ロードレースクラブチームに関する情報をお知らせしています。

どうも、のづさんです。

北海道ロードレースシリーズ最終戦、市民体育大会に参加してきました。
だいたい3キロちょいくらいのコースをS3クラスは6周するクリテリウムです。

年間ポイントでのS2昇格はこのレースに掛かっています。
昇格条件は無事にゴールすること。
ポイントは足りていると思うので、無理せず、千切れず完走が目標です。

このレースは去年も走りましたが、去年とはコースが少しだけ変わって、少し伸びてゆるい上りが増えました。
去年までのコースも好きでしたが、このコースも嫌いではないです。

スタートリストを確認すると、以前エリートにいたM國さんの名前を見つけました。
あと、朝練でたまに一緒になる平地が強すぎるクロさんも来てます。
当然他にも、いつもの強い選手がいっぱいです。
厳しいレースになる予感を感じながら、並びました。

並びはいつも通り最後尾でしたが、ここはコースも広いし上りもあるから大丈夫です。

後ろはクラス違いの並んでるバイク

コースに入って、散々予習してきた落車のパターンを思い返しながら、とにかく転けたくないなあってずっと考えてました。

スタート30秒前には気合の叫びを入れ(最近やる人が少なくて寂しい)、そしてスタートの笛が鳴りました。

笛…力が抜ける…(笑)

脱力スタート!

はい、一周目は様子を見ながら徐々に前へ。
クロさんと、M國さん、やっぱり格が違うなと感じました。
この集団の一番のレース巧者、M國さんにビッタリくっついてあわよくば最後だけ…って言う作戦もあるのですが、面白くなさそうだからやめました。
わざわざ苦しいレースを楽しみに来たんだから、レースをしましょう。

二周目、クロさんが飛び出しました。
プラザKさんがそれを追って、のづさん行くよと声を掛けながらジャンプして行きます。
追ってクロさんとKさんと三人て少し回しましたが、やっぱりクロさんが強い。

やがて追いつかれて七〜八人の小集団ができました。
これで行ければ楽しかったけど、ペースを上げられず集団に追いつかれてある程度の大集団になりました。
でも先頭付近にいて引く姿勢を見せる選手はだいたい10人くらい。

Kさんは終始声を出して、集団の緊張感を保ってくれてました。
そうそうできることじゃないですね、凄い。
見習いたいです。



4周目、先頭付近に居座る各人の動きを見ながらしんどさをチェックしてたら、なんと自分が一番しんどそう、って言う…
タイミングを間違ったら千切られちゃうかもという恐怖を感じました。

集団はだいぶ絞れて20人くらいになりましたが、もうずっと一列棒状、上り坂のところで脚の差でブレークするけどすぐ戻るという高い集団熱量でした。

これは本当にたまらない。
うまく立ち回らないと自分が終了の音が聞こえてきました。

5周目、クロさんが優勝を狙ってるのは最初から伝わってきてました。
なのに集団を引きまくるクロさん、強い!カッコイイ!勝て!
でもM國さんがやっぱりずっと冷静に立ち回ってて、これは今日はM國さんだなと思いました。

ラストラップ、集団は20人くらい。
上りのあと、選手が一人で飛び出しました。
それを後ろから眺めながら、まだまだ、早すぎるよなあって思ってると
「のづさん、早駆けって、したことないよね…よね…よね…」
何か頭に響く謎の声。

今日のクロさんとM國さんには、まともにスプリントしても勝てないだろうと思ってたので、いつものスプリントよりだいぶ早めにかけました。
距離にして4倍くらい。

そんな練習もしてなかったし、やったことがないことに体がついてくるわけもなく、全く最後まで持たずにじゃんじゃん抜かれて、本来のスプリント開始位置ではもう流してたくらいの勢いで、集団の最後の方でゴールしました。


無事に走り終えられた最終戦、お遊びロングスプリントも経験の内ということで。
やっぱりスプリント距離は大事で、それを逃さないのがスプリンターなんだなって改めて思いました。