
↑どうも、この写真には写ってないけどのづさんです
7/23にサロベツ100マイルロードに参加してきました。
100マイル(160km)走るのはエリートクラスで、私は今年はS3クラス、20kmのコースを3周(60km)走ります。
天気は快晴で、気温は25度くらいにはなったのかな?真夏ほどではなかったものの、日差しが強くて暑かったです。
風も強かったですね。
登り下りがあるコースなので、登れない選手は勝手に落ちていくだろうな、って感じのコースです。
逆に自分が登りで置いていかれるかもって言う心配はありましたよ。

↑穴が空くほど見た勾配図
10kmのところと15kmのところに短いけど登りがあって、そこがポイントです。

↑いつも通りの余裕ですな
スタートしてしばらくは前の方にいて、落車があっても巻き込まれないように心掛けてました。
まあでも広いコースのおかげもあってか、今回は落車を見ることはありませんでした。
一周目、後ろに行きすぎないように楽しんでたら、やって来ました登り地点です。
本番前からチェックしていた強い選手が登りで抜け出たのでついていって、自分と二人で集団を引いて登りました。
ふたつめを登った後に他の選手をチェックすると、まだ苦しくなさそうに着いてきてるのが、10人くらいいました。
この集団はみんな強いなあと、ここで思いました。
ふたつの登りがふるいになって、集団は一気に15人くらいになりました。
二周目、しばらく休憩することにして半周過ごすと、また来ました登り地点です。
やっぱり前に出ちゃう強い選手たち、さすがにみんな、まだまだ余裕そうです。
一方わたくし、登りの強度だと右足ふくらはぎがつりそうになってしまいました。
レースでつるときはいつもココ。
誰にもバレないように平然を装って、軽いギアで休んでます余裕です風にクルクル回して本格的につるのだけは回避できました。
なんかあったら即つりそうな足でしたが、登り終わって休んで回して回復してきたので、15人から減らない集団を少しでも減らしたいなとゴール前追い風アップダウン区間でアタックをしかけました。
脚を使って一人飛び出す形にはなりましたが、スタート地点に戻ったときには集団は10人になってました。

↑飛び出して、戻るとこ
さあ三周目、残り20km
来年も来るかどうかわからないので、この素晴らしい北海道らしいロードレースコースを噛み締めるように走ります。
スタート地点から下って、曲がって平坦ローテーション、やや登ったり下ったりしながらあっというまにまた来ました、勝負ポイントの登りです。
ひとつ目は集団でクリアー、でもやっぱり登りの強度だと足がつりそうな雰囲気になってしまいます。
そして、三度目の、最後の、登り
斜度も距離もたいしたことはないものの、レースだと楽な登りなんてありません。
ここでずっと意識してた強い選手、強烈なアタック!
やばい、ついていけない。
少し、いや、割と離されて下りからアップダウン区間に突入すると、前には5人、後ろは千切れて一人もいない。
それほどの強烈なアタックでした。
自分の前の5人はすぐに固まって集団で進みます。
一方自分は追い付けず一人きり、後ろも期待できる場所には一人もいません。
そこからゴールまでのアップダウン区間、風は追い風でコーナーも90度のが二つ、ひょっとしたら追い付けるかも?
あきらめるのはまだ早い、追い付くつもりで踏み倒します。
5人に牽制でも入れば、一発でブチ抜くつもりで踏み倒します。
「5人全員油断しろ、油断しろ、油断しろ」と睨み付けて念を送りながら、諦めないように奮い立たせながら、踏み倒します。
しかしやはり...みんな強かった...
差は縮められましたが結局追い付けず、前の5人が続々ゴールをするのを眺めながら、先頭から5秒くらい遅れてゴールしました。

↑失意のゴール
ゴール後、少しお話をしたくてレースのずっと前からチェックしていた選手に話しかけましたが、彼からも悔しさがにじみ出ていてお話どころではありませんでした。
ああ、彼も勝てなかったのか、と悟ってご挨拶だけに留めてすぐに離れて一人ダウンをしていると、わたくしともあろうものが、悔しくて悔しくて泣きそうになってしまいました。
いつもより多めにダウンをしながら気持ちもダウンした後に、サロベツは表彰が6位まで、とりあえず賞状となんかもらえるからいいかーと無理やり気持ちを切り替えて、まだ走ってるエリートとS2の観戦へ向かいました。
強い選手たちのレースを見ていると、やっぱりこのコースを3周は物足りないなあ、来年もまた来たいなあって思いました。


↑あいかわらずバカだなあ
おしまい