鹿児島整理収納アドバイザー えんどうようこ -3ページ目

鹿児島整理収納アドバイザー えんどうようこ

元エフエム鹿児島アナウンサー。
片付けが大嫌いだった私が結婚を機に一念発起!なぜなら、主人は超がつく片付け下手だったから〜。
テレビ・ラジオの仕事の傍ら、整理収納を伝える活動もしています。

 

 

面倒くさがりで、ヒマさえあれば家でゴロゴロしていたい整理収納アドバイザー 遠藤陽子です

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満席2023.4.22(土)

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2023.5.14(日)

SSプラザ川内会議室2

10:00~17:00

¥24,700

 

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先日、同じマンションに住む仲のいいママさんたちと我が家で飲み会を開きました。

 

間取りの違いは多少あれど、同じマンションだから建具や設備はほぼ一緒。

 

 

とは言え、我が家はチマチマと色々なところに手を加えているから、物珍しかったらしく、

 

「それくらいの値段でこんな事できるんだ~!めっちゃ参考になる~!」

 

 

とルームツアーの如く、ワイワイあっちを見たりこっちを見たり。

 

 

中でもみんなが言っていたのが、部屋が広く見える。ということでした。

 

 

我が家はキッチン3.5畳、リビングダイニングが12.9畳

 

何の変哲もない3LDK72平米の家。

 

 

空間が広く見えるように心がけたことと言えば、モノを置かないとか、低い家具にするとか、フォーカルポイントを作るといった一般的なことばかり。


でも、ちょっとだけ気にすると効果絶大なポイントがいくつかあります。

 

 

まずは、大きすぎるTVを置かないこと。

 

家電量販店に行くと32インチと100インチのテレビが同じ空間に並んでいるので、どうしても大迫力のTVが魅力的に見えてしまいます。

 

でも、TVの大きさの目安は、

 

普段TVを観る位置からTVまでの距離の1/3=TVの縦の長さ

 

 

と言われているんです。

 

 

ということは、我が家は46インチ程度で十分。

 

大きなTVは見ごたえがあるけど、狭い部屋には圧迫感でしかありません。しかも、近距離から大画面をみると目が疲れるしね。

 

寛ぐためのリビングに大きすぎるTVは不向きです。

 

 

 

もう一つのポイントは、カーテンの色。

 

部屋の印象を左右するカーテンは、部屋を広く見せるために、床などのベースカラーと同系色にし、少し明度の高いものをチョイスしています。

 

色を合わせると部屋に統一感が出ると同時に、明度を高くすることで重心を下げる効果も。

 

 

 

そして3つ目は、空間の中に視線の逃げ場を作ること。

 

言い換えると、ぽっかりあいた空間を作ること。

 

 

我が家にはダイニングテーブルがありません。

 

仕事用の長机を置いているけど、ダイニングテーブル程場所を取らないので、ぽっかり空間が生まれています。

 

このぽっかり空間が視線を遮らずリビングダイニングの伸びやかさに繋がっていると勝手に思っています。

 

 

あとは低い家具にするだけでなく、家具の高さを揃えること。

 

テレビボード = ソファーの肘あて

ソファーの座面 = リビングテーブル

ソファーの背もたれ = 仕事用チェスト = 仕事用長机

 

これ全て同じ高さ。

 

 

これだけで、空間に凸凹がなくなり均整が取れ、視線が抜けるんですよね。

 

1Rなど狭い空間にこそ生きる低い家具+家具の高さ揃え。

 

 

全てちょっとしたことだけど、知っているのと知らないのでは大違い。居心地の良さに直結します。

 

 

部屋を広く見せるための工夫をセオリー通りにやってみたけど、なんだかしっくりこない。

 

と感じている人は+αでぜひお試しあれ。


テレビとか家具とかそんなに頻繁に買い替えられないから、次買う時には参考にされてみて下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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朝起きて、ガッカリする。

 

なぜならリビングのテーブルには、夕べの残骸が鎮座しているから。

 

 

 

我が家は夫が茶碗を洗う。

 

私は料理を作る人で、夫は片づける人。

 

 

「料理は用意した人が一番大変なんだから、自分の好みを押し付けることはしない。

出された料理をおいしく食べるだけ。」

 

夫は常々こう言う。

だから、忙しくてテイクアウトが続いても、作った料理が激マズになってもほとんど文句は言わない。

 

「わーい!今日はマックだ~!」「味が薄い??そんなことないよ。おいしいよ」

 

と言ってくれる。

 

 

もし「味付けがちょっと・・・」とか「あれが食べたかった」なんて文句を言われたら

 

「献立作りから買い物、料理の準備まで大変なんだよ!私の頑張りを無下にするな」と腹が立つ。

だから、本心でなくてもこの言葉はありがたい。

 

 

私も彼を見習って、彼の片付けには文句を言わないのだけど。。。

 

 

朝、気持ちよく目覚めてもテーブルが夕べのままの状態を目にすると、

 

 

はぁ・・・

 

ため息が出る。

 

 

ソースがべったり付いて、パキパキに干からびている皿たち。

 

なぜ夜のうちにシンクに持って行かないの?

テーブルからシンクまでたった3歩。

 

その3歩を惜しんで、10歩先の寝室に向かうのはなぜ⁇

 

 

私には理解できないけど、翌朝皿洗いをする彼にはこれがルーティンになっているらしい。

 

 

正直嫌味の一つでも言いたくなるけど、そんなに嫌なら私が夜のうちに皿を片付ければいい。

 

 

でも、それはしない。

 

 

なぜなら、私も面倒くさい。と思っているから。

 

 

皿をシンクに持って行く行為と、朝そのままの状態のテーブルを比較した時に、

 

私の中で”そのままの状態でいい”という結論に。

 

 

きっと夕食の片付けも私の役割なら、夜のうちに皿洗いまで済ませてしまうのだろうけど、現状それは彼の役目。

 

 

だったらタイミングや手段、方法は全て彼にお任せ。

 

 

やり方が自分と違っても彼と同様、私も文句を言わない。

 

 

もし生活に支障が出るようなやり方ならアドバイスするだろうけど、私の気持ちの割り切りが出来ているなら、

相手にお任せすると腹をくくることも家庭生活には大事。

 

 

結婚は妥協。

 

 

そう言われるのは、こういうことの積み重ねなのかもしれない。

 

 

我慢できないほど腹が立つなら、自分がやればいい。

 

彼が料理に文句を言わないのは、料理に不満があってもそれ以上に料理を作る行為をやりたくないからなのだと思う。

 

 

夫婦間で思ったことをちゃんと言葉にすることはとても大切だけど、

暗黙の了解もまた家庭生活を円滑にするために欠かせないものなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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新年度ですね。

 

わたしの生活はほとんど変わりません。

 

それでも入社式のニュースを見たり、転勤で新しく赴任した人の話などを耳にすると、なんとなく心が疲れます。

 

それは人のターニングポイントを自分事として捉えてしまうから。

 

精神的なエネルギーを消耗してしまう感じがします。

 

 

桜が咲き、過ごしやすい気候になったのにも関わらず、人の思いが錯綜するこの季節が実は一番苦手です。

 

 

さて、先日義理姉の家に遊びに行きました。

 

彼女もまた気持ちの揺らぎに戸惑っている様子でした。

 

仕事のこと、子どものこと、お金のこと・・・

 

このままじゃいけないと思っていても、何から手を付けていいのか分からないから、モヤモヤだけが残る。

 

そして、気持ちが整わないから部屋を片付ける意欲も生まれない。

 

 

そういうことってありますよね。

 

 

いつも機嫌がいいわけじゃない。年齢を重ねると体調がいい日なんて全然ない。

 

朝が来るのが、シンドイ。

 

散らかった部屋を見て、ため息がでる。それでも生活を回さなきゃいけない。

 

 

 
 

こういう時の無理は後に響くから、極力ローモードで。

 

嵐が過ぎるのをジッと待つしかないんですよね。

 

 

散らかった部屋?いいじゃない。

 

死ぬわけじゃないし。

 

最低限の生活が出来るなら今はそれでよし。

 

 

ただ、それが日常になってしまわないように。

 

見て見ぬふりは、ほどほどに。

 

心のモヤモヤを取り除く術が片付けということもあります。

 

 

その時は人と比べないように。誰かのマネをする片付けは、自分の気持ちを整える手段にはなりません。

 

 

片付けをする意味は、自分と家族が幸せに暮らすためだと忘れないでくださいね。

 

 

なんだか、新年度早々ゆるいブログになっちゃいましたね。

 

でも、いつも頑張らなくていい。本当にしんどい時は、無理しなくてもいいんじゃない?

色んな人がいろんな覚悟を持って一歩を踏み出す時期だからこそ、ちょっとチカラを抜いた記事にしてみました。

 

 

さて4月、5月に整理収納アドバイザー2級認定講座を開催します。

 

1日で資格を取得できる講座です。

 

片付けで人生の半分は上手くいく方法をお伝えします。ぜひご参加くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回は前回に続き、論文編です。

 

 

論文は、正直あまり練習していません。

 

基本的な文章が書ければ問題ないと思います。

 

難しく考える必要もありません。

 

なぜなら配点の割合が低いと言われているから。

 

 

それでも気を付けないといけないポイントがいくつかあります。

 

 

必ず守らないといけないことは、文字数。

何文字以上で書きなさいと指示があったら、それを必ず守らないといけません。

 

また作文ではないので、〇〇でした。〇〇です。ではなく、〇〇だ。〇〇が望ましい。など体言止めが良いと思います。

 

さらに、誤字脱字も減点されます。

日頃パソコンで文字を打つことが多いため、漢字が書けない問題には悩まされました。

珪藻土や漆喰、無垢材など頻繁に出てくる言葉の漢字は書けるようになっていた方がいいと思います。

 

 

正直どんな問題が出題されるのか分からないため、1次試験の内容を理解していないと文字数が足りなかったり、内容が薄くなってしまうので配点は高くないとはいえ侮れないのは間違いありません。

 

 

第40回の試験では「寒くなりにくいカーテンの生地と吊り方について」が問題でした。

普通に考えると原稿用紙の半分で終わってしまいます。

 

これまでの試験では3段落で考えればいい問題が主でしたが、今回は2段落。

一つの事柄に対して深く掘り下げた解答が必要です。

 

正直悩みましたが、とにかく規定文字数以上を書くことを念頭に、様々な言葉を使い原稿用紙を埋めました。

 

帰り際他の受験者が

 

「論文問題、全然文字が足りなかった~!」

 

と言っていたので、愕然としたのは私だけではなかったんだな。とちょっと安心。

 

 

正直、「遮熱」を「断熱」、「塞ぐ」を「防ぐ」と書いてしまい、帰り際「あああああ~!!」となったけど、受かりました(笑)

 

それでも減点されるので、その1点、2点が合否を分けてしまうかもしれない小さなミスは気を付けたいところです。

 

 

 

さて試験当日、2次も1次と同じように緊張すると思います。

 

信じるられるのはこれまで頑張った自分の努力だけ。緊張するのは頑張った証と思い、緊張を肯定的にとらえるようにしました。

 

 

私の場合、まず製図問題を読み、家具の配置や取りこぼしてはいけない箇所をチェックしてざっくりとした方向性を考えました。

 

その後、論文に着手。

1段落に必要な文字数の目安をつけ、書きたい要点をピックアップ。それに肉付けをする感じで仕上げました。

 

 

そして、いよいよ製図。

あらかじめ決めていた方向性を元に、少し微調整をしながら書き進めていきます。

 

 

問題を読みながら、「テーブルデカすぎ!」「家に暖炉があるってどんな金持ちだよ!!」と思いましたが、

 

もし私がここの家主なら・・・ と考え、問題内容をもとに家具の高さなどイメージしながら書き込みました。

 

 

次第に周りでは、平面図終盤の色鉛筆の音が聞こえだします。

 

私はまだまだ図面を引いている段階。焦りましたが大切なのは時間配分を守ること。

 

 

第40回では暖炉、リビングダイニング、洋室1、ベランダと床線を全て書かなければならず、その幅が全部違うという超絶面倒くさい問題でしたが、ココをおろそかにすると減点必至と思い、急ぎながらもしっかり描きました。

 

 

3時間しっかり見直しもして、終わった瞬間は「やり切った~終わった~」と安堵。

 

見直しをしたにもかかわらずベランダの階段の色を塗り忘れていたり、暖炉にラグではなくクッションを置いたので、くつろぐには小さかったかな?

と不安要素はありましたが、もう後の祭り。あとは神頼みです。

 

 

 

そして手にした合格。

 

 

嬉しいというよりホッとしました。

 

これから受験される方のために、3回に渡ってつらつら書きましたが、なぜ私がIC受験の振り返りを書いたかというと、私が過去に受験した人達のブログを読んで参考にしたり、励まされたから。

 

勉強方法にはいろいろなやり方があると思いますが、やればやっただけ結果はついてくると思います。

 

だから、これから受験する皆さん、やるしかないのだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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前回はインテリアコーディネーター1次試験の勉強法について書きましたが、今回は2次試験の勉強について。

 

 

 

2次試験は製図と論文の試験です。

 

 

先に言っておきます。マジしんどかったです。

 

 

なぜなら私には実務経験がないから。

部屋の間取りを見ることは好きでも、実際に自分で書いた経験はありません。

 

製図に必要な道具を揃えるだけでも一苦労です。

 

三角スケールがどこに売っているのかも検討が付きません。

 

ネットで購入することも出来ましたが、届くまでの2~3日すら惜しい。

 

一次試験から二次試験までの期間は1か月半しかありません。一分一秒も無駄に出来ないのです。

(事前にネット買っておけば良かったと何度後悔したことか・・)

 

私が2次試験に用意した道具は下記の通り

 

■三角スケール

1/30、1/50、が入ってみるモノが良いと思います。よく出題されるのが1/30、1/50なので。

ただ、1/300、1/500でも考える手間なく使用できます。

■円定規  

円のみじゃないと持ち込めません。☆とか△が入っているモノはダメです。

■15㎝直定規  

透明で方眼目盛りが入っている薄い定規が使いやすいです。規定では30㎝以内となっています。

■色鉛筆  

18色持込出来ます。茶と緑、ベージュは色味の違うモノを複数本、アクセントに赤や青、黄色があると便利です。

■0.5mm,0.3mmのシャープペンシル

0.5mmは家具を書くときに。0.3mmは寸法を記入する時に必要です。

■シャープペンシルの替え芯

特に0.3mmは慣れるまではすぐに折れてしまうので、筆箱に入っていると安心です。

■消しゴム

良く消えて、カスがまとまりやすいモノが便利です。

■ペンタイプの消しゴム

細かい箇所を消すのに重宝しました。

■小型鉛筆削り

色鉛筆が折れた時にコレがないと致命的です。(茶色や緑など塗る面積が多いモノは特に)

■字消し版

こちらも細かい字を消すのに必要かと思いましたが、慣れてきたら出番は少なめでした。

■三角定規

アイソメ図などに使用します

 

 

製図ブラシもあれば便利だと思いますが、正直使っている余裕はありませんでした。ただ、仕上がった製図が汚いと減点になるという情報もあるので、気を付けながら記入しましょう。

 

 

これらの道具ですがホームセンターに売っています。

文房具店にもお店によっては売っているかもしれませんが、確実なのはホームセンターです。

 

 

製図はとにかく書きまくってその精度を上げるしかありません。

 

製図には平面図、立・断面図、パース図、アイソメ図、家具図などがあります。

 

毎年、平面図+その他の図が出題されます。

 

どれが出題されるか分からないので、まんべんなく書けるようにしておかなければいけません。

 

 

 

経験のない私はとにかく模範解答をくまなく観察し、何を図面に書き込まないといけないのかを頭に叩き込みました。

 

そして、平面図に記載する家具の大きさと導線距離を覚えること。

 

コレが頭に入っていないと、まず合格は無理だと思います。

 

 

私はテキストに書いている寸法を体に叩き込むために、家の中にある様々な家具の寸法を測りサイズ感を体に覚え込ませませました。

 

 

着色に関しては、薄くグラデーションになるよう意識しながら、実線を消さないように色鉛筆の側面で色塗りをします。

また実線からはみ出さないように定規を使うことも大切。とにかく色塗りに時間を掛けられないので、確実に手早くが大事です。

 

ラグや観葉植物などは単色ではなく、複数の色を使うことで深みがでて見栄えが良くなるのでおススメ。

 

 

ただ、どんなに美しい図面を書けたとしても、問題の内容を理解していなかったり、記入しなければいけない事を取りこぼすと、大幅な減点に繋がります。

 

ですから、とにかく問題をよく読み込むことが大事。

 

絶対に外してはいけない要素は〇で囲んで番号を振り、記入するごとに✓を入れるようにしました。

 

 

慣れてくると、三角スケールを使わずに、直定規だけで1/50の平面図を書けるようになります。

 

定規 1㎝ = 50㎜ なので、 テーブル 1500㎜×900㎜ を書こうと思ったら、2.5㎝×1.8cmで書けばOK。

 

平面図の問題は1/50が多いので、必要寸法を÷2して直定規で記入すれば時間短縮になります。

 

 

 

一日一製図以上書くと決め、どんなに疲れていても、どんなに忙しくても、家族が寝静まった後もひたすら書きました。

 

 

正直、一次試験は暗記なので覚えてしまえばこちらのモノですが、製図問題は正解が一つとは限らないので、何が間違っていて何が正しいのかが分かりません。

 

だからこそ、基本を大事に。

 

ダイニングはどれくらいの大きさで、人の行き来があるのか、その時の寸法はどれくらい必要なのか、クローゼットの高さはどれくらいが適正なのか、奥行はどうか。などなど。

 

また暮らしの導線をイメージすることで大きな配置ミスはなくなります。

 

 

2次試験対策はとにかく書くことです。そして書いたものをしっかり見直し、どこが減点になるかをチェックすること。

 

試験は論文も入れて3時間です。

 

とにかく時間がありません。

 

製図2時間10分+論文40分+見直し10分

 

と考えて、毎回製図は2時間以内で書けるように練習しました。

少し時間を短く設定し慣れておくことで不測の事態に対応するためです。

 

 

同じように論文も40分の設定時間にしていますが、練習では30分以内で書けるようにしていました。

 

 

さぁ文章も長くなってきたので、次回は論文について。

論文は正直数回程度しか練習していません・・・笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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前回に続き、実務経験のない私がどうやってインテリアコーディネーターの勉強を進めていったのか、これから受験する方のために参考になればと思います。

 

 

IC取得を目指して勉強するにあたり、ほぼユーキャンのテキストのみで乗り切りました。

 

2月にユーキャンに申し込み、届いた教材をもとにまずやったことは、普段使っている手帳に2次試験までに提出する10回分の締め切り期限を記入すること。

 

このスケジュールはユーキャンのマイページから自動作成されたものを確認できます。

 

長い勉強生活。仕事や家事もしながらの受験勉強なので、細かく目標を設定しておくことで取り掛かりやすく、また進捗業況を分かりやすくしておきます。

 

 

10月に行われる1次試験では建設・建築に関わる9分野の知識を叩き込まなければいけません。

 

テキストを読み込み、それをノートにまとめ、小テストを受ける。間違ったところをまたノートにまとめ、小テストを受ける。

 

なんども繰り返し、全問正解したら次の章へ。

 

同じことを繰り返しながら、定期的に前章のテストをし、忘れてしまった所をまたノートにまとめる。

 

これをひたすら続けました。

 

 

また机に向かうだけでなく、日常生活で目にする全てが学習材料。

 

ビルの建設現場を見ながら、コンクリートと鉄筋の関係を考えたり、家の中のドアやソファ、絨毯、観葉植物、床材、窓、ありとあらゆるものを一つずつ手で触り確認することで、テキストで学んだ内容を自分の中に落とし込んでいきます。

 

歴史に関しては、その当時を扱った映画を観て確認しました。中でもドラマ「名建築で昼食を」は建築家の紹介や建物の構造なども盛り込まれているので、かなり役に立ちました。

 

また、近所の歴史建造物を実際に観に行くことでより理解度が深まったように思います。

 

 

そしてよくやったのが、ホームセンター巡回。

 

1次試験に出てくる内容の宝庫です。机に向かって勉強したことを確認するのにピッタリ。

 

塗料の性質や木材の質感、色を確認するなど、ありとあらゆるものが1次試験の内容に関わっています。

 

大工さんや工事関係者に紛れて、部材を吟味している私の姿はちょっと異様だったかも…笑

 

夏には全国模試を受け、合格圏内に入っていることを確認したら、さらに弱い部分を徹底的につぶしていき、弱点を克服するよう努めました。

 

 

受験者のうち1次試験に合格できる人は3割ほどらしいので、とにかく1次を乗り切ることが大事。

1次さえ乗り越えれば、たとえ2次試験に落ちたとしても、3年間は猶予があります。

 

 

本当は夏くらいから2次試験の勉強を並行して始めた方が良かったんだろうけど、そんな余裕は正直ありませんでした。

 

 

そして、試験当日。

 

九州内から集まった大勢の人たち。

 

大学生らしい若者から年配の方まで多種多様です。

 

私も緊張しているけど、隣のあの人も緊張しているはず。みんな!頑張ろうね!!と思いながら、試験開始。

 

正直、「こんな内容、見たことないし!!!知らんし!!!」という問題も数問出題されていました。

 

 

それでも、75%以上の正答率があれば大丈夫という情報を信じて、そんな問題は捨ててやれ!の勢いで難しく考えず時間いっぱい問題に向かいました。

 

 

試験日の夜には解答速報が出るのですぐに自己採点し、どうにか合格圏内であることを確認。

 

結果、83%正答率で合格出来ました。

 

 

 

1次試験はとにかく出題範囲が広く、多くの知識を頭に叩き込まなければいけません。

 

これまで建築関係の用語に触れてこなかった私は、覚えること全てが初めまして。

 

だから想像以上に大変でした。

なんてったって、テキストに書いていることがイメージ出来ないんですもん。

 

それでも、一つずつ理解しながら自分の中に落とし込んでいく作業を諦めないように、

分からない単語や、イメージできないモノはネットで検索して理解を深めるようにしました。

 

何のために資格を取得したいのか、資格を取得したらどんな未来が待っているのか。

 

 

忙しい日々の中でモチベーションを保つことが一番苦労したかもしれません。

 

 

とにかく1次試験を無事終え、ホッとしたのも束の間。

1次の合否が分かる前に、試験日翌日から2次試験の準備です。

 

 

2次試験は製図と論文です。

製図の”せ”の字も知らない私は、三角スケール⁇なにそれ⁇

からのスタート。

 

私が長年IC取得を躊躇していた理由は、やったことがないこの製図試験があったためです。

 

 

だけど、大丈夫。

結論から言うと、こんな私でも1カ月半という短い期間の勉強で合格出来ました。

 

でもその1カ月半は寝食忘れて取り組み、家族が「あの期間は病的な取り組み方だった」というほどでした。

 

我ながらその集中力は1次試験以上だったと思います。

 

 

そんな2次試験対策についてはまた次回。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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正直自分でもビックリです。

 

30代後半で本格的に片付けの勉強を始めて、少しずつ仕事として回るようになってきたら、今度は片づけた後の暮らしの提案が出来るようになりたい。と思い始めた40歳ごろ。

 

 

インテリアコーディネーターの資格を取得しようと思ったけど、本屋でテキストを開いたら難解すぎて、「私には無理だ…」と諦めていました。

 

住宅関連の実務経験があるわけじゃない。合格率もそんなに高くない。インテリアは好きだけど、詳しくない。

 

 

でも資格を取得したい。

 

 

 

心のどこかでモヤモヤしながら数年過ごし、

 

ふと「人生の中で今が一番若いんだから、ダメ元で一度やってみよう」

 

と思いたち昨年2月に勉強を始めました。

 

 

今まで全く関りがなかったことをイチから勉強するのは想像以上に難しく、テキストをバッグに忍ばせて仕事の隙間時間に用語をブツブツ呪文のように唱える日々。

 

そして何とか合格した1次試験。

 

 

ただ、問題は2次試験でした。

 

これまで製図なんてやったことないし、平面図だけでなく、アイソメ図、アクソメ図、家具図etc

こんなに書ける分けなーい!

 

でも、やれることはやらなくちゃ。

 

諦めるのは簡単。

 

 

2次試験前の1か月半は、本業の喋りの仕事も忙しく、部屋が汚かろうがお構いなし。

 

仕事から帰って来たら夜中まで製図を書く日々。時には家事も放棄。スーパーの総菜オンパレードでもガマン。

 

 

家族には本当に迷惑を掛けました。

それでも文句を言わず、私のピリピリした毎日に付き合ってくれて本当にありがとう。

 

 

2次試験はこれまでの試験問題と違い、簡単なのか難しいのかよくわからない問題だったため、

出来不出来の判断がしにくく、

 

「来年も受けないといけないのかな・・・しんどいな。」

 

 

なんて思っていました。

 

 

本日合格通知を見てホッとしました。本当につらかったけど努力が報われた・・・。

 

 

 

片付けもそうだけど、何かをやりたい!と思った時に、すぐに行動に移せるよう準備をしておく。


いざチャンスが巡ってきた時に、取り掛かれず諦めないといけないなんて悔しすぎるから、その不安材料をつぶしておく。

 

 

住宅やインテリア業界の実務がなくても、年齢的に若くなくても、専門のスクールに通わなくても、学生時代の通知表はオール3でも意志の継続と覚悟があれば、やれないことはない。

 

 

整理収納の延長線上にインテリアコーディネーターの資格を活かせる仕事がきっとある。という思いだけで突っ走ることが出来ました。

 

きっと私は単純でアホなんだと思います。

 

それでも、これからの人生10年先20年先を見越して、どんな風に歳を重ねたいかを考えた時に、この経験はきっと糧になるはずです。

 

 

さぁ、これからもっともっと自分の可能性を信じて地に足つけながら一歩ずつ人生を楽しむよ!

 

 

とりあえず今日は祝杯を挙げようと思います。

 

応援してくれたみんな、ありがとう~!

 

 

次回は、これから受験する人たちのために通信教材だけでどういう勉強法をしたのかなどを書きますね。

 

 

 

 

 

 

 

面倒くさがりで、ヒマさえあれば家でゴロゴロしていたい整理収納アドバイザー 遠藤陽子です

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【鹿屋】整理収納アドバイザー2級認定講座

2023年1月22日(日)10:00~16:30

リナシティ鹿屋 研修室2 

料金:24,700円

 

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***********


先日たまたま目にした目白大学大学院が2018年に発表した論文がとても興味深かく、一気読みしてしまいました。


その論文の内容は


「親の片付けが子どもの片付けに影響するのかどうか」


結論から言うと、

同性の親の振る舞い方によって、子どもの片付け能力に差が出る。


ということでした。


大学生にアンケートを取り分析したこの論文。



要約すると【処分、分類、整頓=片付け】と定義した上で、男性は【父親の片付け要求】が現在の片付け行動である【分類】と【整頓】への影響が顕著に現れ、


女性は【母親の片付け態度】が現在の片付け行動の【分類】への影響が顕著だったそう。


噛み砕くと、男の子に片付けを促す場合は、父親からの「片付けなさい」という直接要求が効果的で、


女の子の場合、母親からの「片付けなさい」という言葉は、大人になってからの片付け行動には繋がらず、


むしろ母親が日頃からちゃんと片付けをしているかどうか、子どものお手本になっているかが将来片付けが出来るようになるかの分かれ道。


と言う結果でした。



子どもの片付けは、トップ5に入るくらい相談が多く、


「子どもに片付けて欲しいなら、まずはお母さんが片付けられるようになりましょう」


って常々言ってきたけど、このアドバイスは間違いではなかったと確認できた論文でした。


ただ、ここで一つ疑問が。

男女ともに【分類と整頓】に影響が出た親の行動だけど、【処分】は親からの影響はないの?



幼稚園、保育園時代から私たちは事あるごとに「同じ仲間で集めようね」「使ったものは、元の場所に戻そうね」など分類、整頓の行為はしてきたけど、モノを処分する行為はあまりなかったですよね。



モノを処分する行為は、個人的な思い入れが強く、精神的負荷がかかるため、親がどうのこうのと言うより、やはり自分自身がモノと向き合い決定していく側面が大きいのかもしれません。


もちろんモノとの向き合い方も、日頃親がモノとどう向き合っているかを見て自身の指針や参考にしている側面もあるでしょうけれど。



男女によって片付けの促し方が違うという研究結果は意外だったし、


もし父親が「子どもたちの片付け指導は母親の役目だ」なんて時代錯誤なコトを言おうもんなら、アイアンクローを喰らわしたい。


子どもにちゃんと片付けられるようになって欲しいと望むなら、母親だけが一生懸命頑張るのではなく、父親も同じように子どもたちの見本になることが大事なんですよね。



さぁ、我が家もリビング片付けよ。






 

 

面倒くさがりで、ヒマさえあれば家でゴロゴロしていたい整理収納アドバイザー 遠藤陽子です

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2023年1月22日(日)10:00~16:30

リナシティ鹿屋 研修室2 

料金:24,700円

 

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もう2022年も終わり・・・

 

早かったような、そうでもないような・・・

 

とにかく忙しかった今年。

 

仕事が戻ってきたことに加え、インテリアコーディネーター取得のためにひたすら勉強の日々を過ごしたから。

 

 

今年の占いに「やぎ座は資格取得にいい年」なんて目にしたもんだから、単純な私は長年欲しかったIC資格取得に乗り出したわけです。

 

1次試験は10月。2月から勉強を始めた私は「時間もたっぷりあるし大丈夫でしょ?」なんて思っていましたが、自分の老化を侮っていました。

 

一つ覚えたら二つ忘れる・・・

 

ゴシック、ルネサンス、バロック、ロマネスク、ネオクラシック・・・

クイーンアン方式⁇なんじゃそりゃ?

 

建築・家具の歴史を勉強するだけで頭がこんがらがる。

 

毎日ノートに内容をまとめ、テストで間違えたところを確認し、さらにテスト。

 

範囲が広すぎて、頭から湯気が出そうだったけど、どうにか頭に叩き込み試験当日。

 

整理収納アドバイザー2級認定講師試験の緊張感に比べたら、へっちゃらさ~♬

 

と思いながら受験しましたが、「え?こんな問題知らんし!」という設問もチラホラ・・笑

 

70%以上正解すれば合格圏に入れると言うことで、気負わず鉛筆転がしで乗り切り、結果、自己採点82%で合格しました。

 

 

ただ、問題は2次試験。

 

実務経験が全くない私にとって、見たことも書いたこともない平面図やパース図、アイソメ・アクソメ図を書くなんて未知の世界。

 

ICのスクールがあるのも納得。

 

正しく書けているのか、どこが間違っているのかさえ、さっぱりわからない。

 

しかも一枚描きあげるのに何時間もかかってしまう。

 

 

通信講座で学んできたけど、ようやくここでこの試験の本当の難しさを実感しました。

 

 

それからは1次試験の時以上に机に向かう日々。

 

折しも10月11月は本業の仕事が忙しく、ただでさえ発狂したくなる毎日。それでも仕事が終わったら毎日時間を図って過去問を解きまくりました。

 

時には問題の解釈を間違えて、出来上がったヘンテコな家具図に絶望したり、絵が下手過ぎて悲しくなったり。

 

とにかく毎日プレゼンテーション課題を時間内に書き上げることだけを念頭に机に向かいました。

 

未完の場合、即落ち。

 

採点の土俵にも上がれない。そんなことは絶対に避けなければ・・・

 

 

そして迎えた12月4日の2次試験。

 

デッキ部分も考えるの?ダイニングテーブルデカすぎ!暖炉まであるってどんだけ金持ちだよ!

 

と思いつつ、問題文を熟読しある程度プランの方向性を決めたら、論文へ。

 

「冷気が気になる腰窓のカーテンの生地と吊り方」って・・

 

ガラスについても触れられたら簡単だったのに、カーテンのことだけで600文字はキツイ・・

 

 

でも、文字数が足りなくても失格になってしまう。ここはあらゆる言葉をひねり出して書かなければ。

 

どうにかこうにか最低文字数550文字をチョイ超えで書き終えることが出来ましたが、内容に関しては自信ありません。

 

でも再考しているヒマはない!

 

プレゼンテーションに戻り、ひたすら平面図と家具図と書きまくりました。

 

問題文に書いてある指示に〇をつけ、ひとつづつ見落としがないように記入していると、周りはもう色塗りをしている音が。。

 

みんななんでそんなに早いの⁉マジで⁉

 

 

焦りそうな気持を抑えつつ、「満点取る必要ないし!」との思いだけで、時間終了まで突っ走り、とにかくやれるだけはやった。。。

 

 

という感じであっという間の3時間。

 

 

帰り際。他の受験者が「論文全然文字数足りなかった~」との声が聞こえてきて、「みんなこりゃないよ~!」って思ったんだな。とホッとしました。

 

 

ただねぇ~、塞ぐを防ぐって書いちゃったし、遮熱を断熱って書いちゃったし、やっちまった感ハンパないです。

 

ツイッターやインスタを見ると、受験者たちが「開閉記号わすれたー!」(←え?問題文に指示がなかったから私も書いてないよ⁉書かなきゃダメだった??)

 

「リビングにテレビ台書いていなーい!!」(←だってテレビ台書くようなスペースなかったじゃん!私も書いてないよ⁉)

 

といろいろ不安になることが沢山・・・。

 

 

まぁ今回ダメでも来年また2次試験から受ければいいのですが、またあの製図地獄を味わうのかと思うと本気で憂鬱です。。。

 

 

でもね、この一年自分なりにやれることはやったし、その結果がダメだったとしてもこれまでの努力はちゃんと身についていると思いたい。

 

勉強中、住宅の仕様や部材などより理解するために、下竜尾町の藤武邸に行き、「なるほどこれが網代天井か、これが書院造・・」と実際に目で見て確認したり、ビル建設現場を眺めながら、コンクリートと鉄筋の関係を考えたり、

 

今までただの景色でしかなったありとあらゆる建造物が生きた教材として目に入った貴重な体験ができました。

 

 

それにね、合格率20%台だもん。そんな簡単には受からないよね~。

 

発表は2月中旬

 

奇跡を信じて待とうと思います。

 

分かりやすい私は試験が終わった翌日から体調不良になりました。きっと張っていた緊張の糸が切れたのね笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面倒くさがりで、ヒマさえあれば家でゴロゴロしていたい整理収納アドバイザー 遠藤陽子です

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【鹿屋】整理収納アドバイザー2級認定講座

12月12日(月)10:00~16:30

リナシティ鹿屋 研修室2 

料金:24,700円

 

RESERVA予約システムから予約する

 

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image

 

「わたし、整理収納アドバイザーとして活動しています。」というと、

 

決まって相手から言われます。

 

「えー!!!すごーい!!!私の部屋も凄いことになってて~。片付けて下さいよ~!」

 

 

これがお決まりのワンセット。

 

 

正直、「本当は片づけて欲しいなんて思っていないでしょ??」

 

とブラック遠藤は思ってしまうのです。

 

 

そりゃ、いつもキレイに片付いた部屋で暮らしたいでしょうし、雑誌に出てくるようなオシャレなインテリアに囲まれて余裕のある暮らしをしたい。現状の部屋にちっとも満足していない。

 

というのは本音でしょう。

 

でも、行動が伴わない。変わりたくても変われない。

 

それはなぜか。

 

 

それは、切実な悩みではないから。

 

耐えられないほど苦痛ではないから。

 

心の中で最優先ではないから。

 

 

なんですよね。

 

現状、不満はあってもそれなりに我慢できるから行動に移せないんです。

 

じゃあ、片付けられた部屋に暮らしたいと思っていても、なかなか行動に移せない場合はどうすれば良いのか?

 

それは片付けないといけない切実な理由を見つけることです。

 

 

片付けに限らず切羽詰まったら否応なくやらざる負えません。

 

 

私は整理収納アドバイザーでありながら片付けが好きではありません。

 

だから散らかるときは、とんでもなく散らかります。

 

 

だけど、スッキリとした空間で暮らしたい。

 

そのために定期的に友人を自宅へ招きます。

 

 

片付けたら呼ぶのではなく、日程を先に決めてしまう。

 

 

そうすれば、片付けをしなければいけない切実な理由になります。

 

 

そして、もう一つ。

 

片付けられなった私が実践したのが、「未来を見て今動く」ということ。

 

これは片付けに限らず仕事でもそうなのですが、5年後

10年後の自分がどうありたいかを考え、そのために今できることは何かを実践するようにしています。

 

逆算スケジュールを立てることで、目的が明確になり行動しやすくなりました。

 

 

さぁ片付けたいけど、行動が伴わないというあなた。

 

 

あなたにとって片付けをしないといけない切実な理由とはなんでしょう?

 

 

来週の月曜日鹿屋で整理収納アドバイザー2級認定講座を開催します。

 

悩んでいる方、今と同じ生活を5年後も送るか、5年後なりたい自分になっているか、決めるのはあなた次第ですよ。