Amazon：君のいる町(27)<完> (少年マガジンコミックス)<完> (少年マガジンコミックス)
君のいる町(27)<完> (少年マガジンコミックス) [コミック]
瀬尾 公治 (著)
5つ星のうち 3.3 レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明
内容紹介
初対面だけど、同居します!! 高校進学のため、東京から一人で田舎に越してきた柚希。しかし、住むのは親戚でもない桐島青大の家! つまり居候!! 「会ったこともないヤツが、いきなり自分の家に住むなんて‥‥」 同居に納得いかない青大をよそに、初日からすっかり馴染む柚希。春から二人が通う高校には、青大の意中の人・七海もいるし、面倒なことになりませんように‥‥。
青大に会いたい一心で週末毎に高知まで通う柚希だったが、ついには過労で倒れてしまう‥‥。これ以上、柚希に無理をさせられないと今度は、青大が東京へ出向くが、逢えない時間よりも、逢って顔を見る方が辛いとうつむく柚希の姿に、青大は苦渋の決断を下す。『君町』、遂に完結!!
登録情報
コミック: 192ページ
出版社: 講談社 (2014/3/17)
言語: 日本語
ISBN-10: 4063950298
ISBN-13: 978-4063950298
発売日： 2014/3/17
商品パッケージの寸法: 17.2 x 11.6 x 1.4 cm
おすすめ度： 5つ星のうち 3.3 レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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この漫画はゲオか何かの貸し漫画で借りて、一気読みしたような気がする。漫画付いていた時期があって、その頃はもう漫画しか読んでいないような状態だった。
何も考えないで読む漫画っていうのは大抵面白いもので、長く続くような少年漫画は低迷期はあれど、そこそこ楽しめる。
この作品も何だかんだで楽しめていたような気はするんだけれど、やっぱり展開が突飛だよな……お色気重視の恋愛マンガということではあるんだけれど……。
会社の上司が長らくの遠距離恋愛を破綻させる→主人公の遠距離恋愛も限界に……ってパターンはなんか展開が急過ぎないか、というのは普通に見ていて思ったし（漫画だから別にアリなんだろうか）、何かやっぱり主人公の恋愛のために、上司の恋愛も使われてしまったような印象がある。あと、若干ハーレムっぽい恋愛モノには付き物なのかもしれないけれど、この女上司が主人公にやたら色仕掛けをしかけてくるのにも「こんな女いねーだろ……」的な感覚に拍車をかける。
ラストは、東京への会社の栄転みたいな展開をもキャンセルして、ヒロインと結婚して、食堂を始める……みたいな展開なんだけれど、だったらお前、元から東京で食堂開くためになんか頑張れよ……という気持ちになってしまう。
結局、リスクが高い（？）個人経営の食堂を開くという結論に帰着するなら、初めから就職し、地方に行くことになり、ヒロインと遠距離恋愛するという展開そのものがいらなかったのではないか、という気がしてしまう（食堂でいくら自分が会社で企画したビールを置くとか言ってもさ……）。
突っ込みどころはあるけれど、まあ、あまり考えないなら、ヒロインの可愛さを楽しめる漫画かもしれない。この漫画の良心って結局、ヒロインの天然なキャラってことになると思う。主人公が結局、このヒロインを選んだ理由みたいなのも、はっきりとしなかったりはするんだけれど……。
うーん。Amazonレビューを見て思ったけれど、初期が面白かったっていうのは同意だな。何だかんだで恋愛がちゃんと描かれている気がするし。
東京編も嫌いじゃないんだけれど、この遠距離編だけは、最後のオチだけ見ると省いてもＯＫだったような気はする。やっぱり主人公とヒロインをゴールっていうか、付き合わせちゃうと、どうしても障害を作り出すための展開になってきちゃうよな……。