リアルアカウントと天空侵犯について。漫画の面白さとは何か。 | 墜落症候群

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墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。



Amazon:天空侵犯(1) (KCデラックス)

天空侵犯(1) (KCデラックス) [コミック]
大羽 隆廣 (著), 三浦 追儺 (原著)
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商品の説明
内容紹介
女子高生・ゆりが、いつの間にかいた場所は、超高層ビルの屋上。見渡す限りビルが立ち並ぶその場所は、仮面をかぶった男が斧で人の頭をかち割っている「訳のわかんない世界」だった。『亜人』の原作者・三浦追儺と、『ボックス!』の作画・大羽隆廣がタッグを組んでおくる、緊迫の高層ビル群サスペンス!!

「私は学校にいたはずなのに‥」 女子高生・ゆりが、いつの間にかいた場所は、超高層ビルの屋上! 目の前では、仮面をかぶった男が、斧で人を殺していた。どうやらこれは、夢や幻ではなく「現実」! 仮面の男に追われながら、出口を探してビル内を逃げるゆりが目にしたのは「地上に降りる事はできない」と書かれた看板。なんかムカついてきた! こんなふざけた世界で死んでたまるものかっ!! ゆりのサバイバルが始まる!
登録情報
コミック: 192ページ
出版社: 講談社 (2014/5/9)
言語: 日本語
ISBN-10: 4063769798
ISBN-13: 978-4063769791
発売日: 2014/5/9
商品パッケージの寸法: 18.2 x 13 x 1.6 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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759位 ─ 本 > コミック・ラノベ・BL > コミック



Amazon:リアルアカウント(1) (少年マガジンコミックス)
リアルアカウント(1) (少年マガジンコミックス) [コミック]
渡辺 静 (著), オクショウ (原著)
5つ星のうち 4.4 レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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内容紹介
キミは、誰にホントに必要とされてる? 舞台はSNS! 賭けるはツナガリ! 新世紀型デスゲーム始動!! 衝撃と興奮の「頭脳バトルコンペ」受賞作!!

国民的SNS『リアルアカウント』を舞台に、新世紀型デスゲーム開幕!! 『リアルアカウント』の世界にネット依存の柏木アタルほか1万人が、突如吸い込まれた! 「フォロワー0で即死亡」「中の人が死ぬとフォロワーも即死亡」という条件のもと、彼らは人とのツナガリを問う過酷な「ゲーム」に挑む!! 最初のゲームは「リアルフォロワー診断」!!
著者について
渡辺 静
出身:愛媛県、血液型:B型、デビュー:『学舎オーバードライヴ』(マガジンSPECIAL 2004年No.7)、受賞歴:第72回新人漫画賞・入選受賞、作品:『イロコイ』(マガジンSPECIAL 2005年No.2~No.6) 、マガジンKC『CHIMES』全5巻、『この彼女はフィクションです。』全4巻。
登録情報
コミック: 192ページ
出版社: 講談社 (2014/5/9)
言語: 日本語
ISBN-10: 4063950654
ISBN-13: 978-4063950656
発売日: 2014/5/9
商品パッケージの寸法: 17.2 x 11.6 x 1.4 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
Amazon ベストセラー商品ランキング:
61位 ─ 本 > コミック・ラノベ・BL > コミック

 漫画ボックスにおいて、例えば、無料で読める作品にしたって、そこには「読みたいかどうか」ってのがどうしてもあるし、話題になるかどうかっていうのはどうしても存在すする。
 漫画の面白さってなんだろう? って思う。
 まず、前提として、絵の説得力ってあるよな……。ある程度、広く読まれる、話題になる作品は、リアリティのある絵を求められると思う。ふわふわした絵柄や、あまりにも現実から乖離した作風は、一部でウケたりだとか、コメディとしては通用するかもしれないが、漫画読みは読んどけという風な、知れた作品にはなりにくい気がする。
 ある程度、リアリティの高い、現実寄りな作品の方が、俺が好きだっつうのもある。
 丁度、昨日両方ともニコニコ静画で読んだ、リアルアカウントと天空侵犯を比較するなら、まず、前者は一万人という大規模な人数を取り込んだ上での、閉鎖空間世界モノ(神様の言うとおりだとか、今際の国のアリスみたいな感じ)がある程度、前提として示されているか、後者のように、全体的な現状が明かされず、いきなり一人称的な視点で、ソリッドシチュエーションスリラー的な状況に巻き込まれるか、っていう差異があるにはあるんだけれど……。
 まあ、まず説明を挟むとすれば、リアルアカウントは、ツイッターのようなSNSを題材にした閉鎖世界モノってことで話題が集まっている漫画で、天空侵犯は、亜人の原作担当がネタを考えている漫画ということで、注目が集まっている感じだと思うのだけれど。
 天空侵犯は、空気感がよりソリッドなことによって、面白さが向上しているように思う。つまり、主人公補正が薄く感じられるというか。リアルアカウントは、大量虐殺によって、死の価値が薄まっている気はする。容赦なく死ぬは死ぬんだけれど……何となく、主人公は死にそうもない感じがしてしまう。こうした空気感の違いっていうのは、どこから生まれるのかわからないけれど、題材の違いあるいは、カメラの視点の絞り方なども関係しているんだろう。