kemu作品群二次創作/パンドラの箱・予告。 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

 作家名なので、タイトルでは敬称略ですスイマセンw

 サブタイトルは以前にも色々考えてましたが、パンドラの箱がよりシンプルでいいのかな~と想ったりもしてw まあ以前のサブタイトルも使うかもしれませんw とりあえずカテゴリ名は『パンドラの箱』としてみましたw これは当然kemuさんのアルバム名からですねw

 という訳で予告。



 ――心臓の音で目が覚めた。

 私の心臓の音って、こんなに大きかったのかと驚くほどに、その音は大きく、まるで頭の中で鳴り響くようだった。

 夢はとてもおぼろだ。立っている研究者風の男の立て看板、鳴り響く女の声――それはとても不可思議なシチュエーションのはずなのに、私はそれを『当然』と受け取った。神にも似た者の『現実認識を改変』する能力。それはきっと私にも適用されていたはずだ。――しかし、それくらいできなくて何が神だ。

 ――ヤツはどうやら本物だ。

 話の内容ははっきりと覚えてはいない。しかし、明確に覚えているのは、私が『箱』を開けたということだ。



 ――感覚でわかる。



 私は新しい『力』を手に入れた。

 『力』の名前は『リセット』。

 ――私はこの能力で、私にとっての『最善』をきっと選びとってみせてやる――。

 私の名前はただの惠。ただの天才の――ありふれた高校2年生だ。



 さてと。そして、物語は始まる、とかそんな感じでw

 よろしくお願いいたします。