面白過ぎるねｗ 前巻から引き続き読むよ。
表紙裏オチ吹いたｗ グレン様のちょっと心温まる系かと想いきや。……というか作者コメントにｗｋｔｋです。見せてもらいましょう。堕ちるところまで堕ちるトコ。
オズの人形編なかなか胸を締め付けられて切ないね。こういうのちょい涙ぐむ。
人間の方のアリスの言葉遣いはグレン、つまりオズワルドの真似、と。
オズ消えちゃったじゃないか……。
レイシーのチェインも黒ウサギ？ えーと、レイシーのお人形だったオズは想いをジャックに届けて消失し、今のオズはジャックが世界を留める「鎖」を壊す為に、アヴィスの意志（白アリス）に制作させたチェインってことでいいのかな？ 元は２つあったオズのウサギの人形は１つがジャックに想いを伝え、もう１つがチェインの元になった、そういうことか。
滑稽なお伽話の繰り手はジャックかな……。
ギルバートが鴉（レイブン）継承する時に色々チェインから言われてたのは元々継承する予定だったからなのか……。というか、ギルはバスカヴィル側に立っちゃうのかな？ これで。
なるほど、サブリエの悲劇は世界全体をアヴィスに飲み込ませるジャックの計略を止めるためか……。
アヴィスの意志であるアリスはただひたむきにジャックと会えることを望み、人間であるアリスは、黒ウサギであるオズとアヴィスの意志を守ることを選んだ。鋏は自殺だったのか……。
そして、ギルが弾く引き金――オズの手元には何も残らない。
おおう……ここで引き……オズ結局どうなっちゃったんだよ……。
……という訳で、ここまで読んできたんですが、もう後半は完全に物語に飲まれてる感じでしたねｗ 素晴らしく面白いです。伏線の貼り方と消化の仕方が素晴らしいんですが、物語としてのスピード巻も巻数が増えるごとに増してきていて、一気に読みきっちゃいます。
満月さんありがとうねｗ これはハマるのも分かるよ……。
これからも続刊を楽しみに読んでいこうと想います！
まあ、後は続刊を楽しみにしたり、もしかしたら漫画喫茶で連載の月刊誌のバックナンバーを探してみるかもしれませんが、これからの展開についてちょっとだけ。
オズは今巻で「その手には何も残らなかった」とか「堕ちる所まで堕ちた」とかそういう面が強調されていたようにも想うんですが、実際にはそこまでじゃないと想います。
ヒロインのアリスのことなんですがｗ 彼女は過去にも黒ウサギであるオズを救い、アヴィスの意志とジャックを離す為に自殺を図ったりしていますし、彼女はオズの為に動いてくれるキャラだと想います。
ただ、契約が進行するごとにアリスの姿が薄くなってるとか気になりますねｗ アリスすらも消えてしまうのか……？
オズとアリスはどういう存在なのか？ というのも気になる所です。オズは過去には黒ウサギだったかもしれないし、チェインだったのかもしれないのですが、今はちゃんと人間として存在している訳ですよね。んで、アリスはビーラビットとしてアヴィスにいた訳ですが、彼女のベースは１００年前に死んだ現実の人間な訳です。
うーむ、どうなっていくのでしょうね……。
あと、物語としては最終的にアヴィスの意志、白アリスをどうするのか、っていう所もあると想います。
ジャックは世界全体をアヴィス送りにして、レイシーに手向けたい。バスカヴィルはアヴィスの意志を手に入れた上で壊したい。ブレイクも、アヴィスの意志に消して欲しいと頼まれたので、壊してやろうと考えている。
物語的には、アヴィスの意志自体と交流して、「消えたい」と考えているそれをもうちょっと明るい方向に修正する、とかそういうのはありえるでしょうか？ 楽観的過ぎるかな……。
差し当たってはオズの傷が致命傷でないことを祈るばかり。
ああ……というか、こんな魅力的な物語なのに、Amazonレビューが少な過ぎなんですよｗ あと、もっとちゃんとした作りで第ニ期とか来て欲しいなあアニメ。
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