ロシア科学アカデミー・スミルノフ学派論文審査員：ロシアの有名人・ドクター佐野千遥教授
未来を担う多項式多様体コンピュータ
量子コンピュータとは、誤れる「エントロピー単調増大法則」（世界の秩序、人間の精神活動は一方的に秩序崩壊の方向のみに進展する）と表裏一体の確率論に基づいた量子力学に基づいているため、結論から先に述べると量子コンピュータとは現行コンピュータ以上に、有りもしない崩壊・損失リスクを針小棒大に穿り返し、必要も無いそれ等に対する膨大なる対策を講じる事を半強制的にアドバイスする弊害を持った反面、本当に生じるリスクを全く予測する事が出来ない特種無能コンピュータである。
量子コンピュータの基礎には量子力学自体が有るので、以下に量子力学の完膚なきまでの体系的批判を述べる。
佐野は既に数学基礎論のゲーデルの不完全性定理を使って、非離散値である連続実数値に基づく数学分野である確率統計学と微積分学は誤れる数学２分野である事を論証した。
２０世紀初頭には物理学の分野でもプランク定数やハイゼンベルグの不確定性原理の発見に見られる如く、我々の物理世界は離散値の世界であって、連続実数値は存在しない事が実験レベルでは確認されたにも関わらず、理論的には誤れる確率統計学・微積分学を前にも増して使い続けたため、当初ニュートンにより方向性を持った概念として定義されていたエネルギーが方向性を失い単なる量概念に堕落し、離散値の物理世界では等速円運動の回転自体がエネルギーを消費する事実が物質世界のエネルギー保存則・永久機関不可能論・エーテル不要論を一度に悉く覆す点を見失い、動力学たることを止めて量概念に堕落したエネルギー・レベル、状態・状態数を論じる折衷主義、矛盾だらけの現代量子力学、素粒子論の出現を見るに至った。
ロシア物理学会の影響で最近少しは出て来た現代物理学の批判者達の殆どは、現代物理学の理論的２本柱の量子力学と相対性理論の中、「アインシュタイン憎し」、「相対性理論は間違っていた」との批判ばかりに傾いているので、私はここで発言するのだが、アインシュタインの論の「空間の歪み」を「エーテルの歪み」に取り替えればアインシュタイン自身の主張した相対性理論は概ね妥当なのであって、本当に重大な体系的誤りに迷い込み悪弊を及ぼしているのは寧ろ量子力学・素粒子論である事をここに示唆したい。
「神はサイコロを投げない！」と言ってアインシュタインが警告したにも関わらずコペンハーゲン・ドクトリン以来、現代物理学に確率論が全面的に持ち込まれ、シュレーディンガーの量子力学・派動方程式における波動関数とはその複素共役関数と波動関数とを掛け合わせた積が時空間のその位置における波動＝粒子（それ以上分割できない量子である電子や原子核の中の素粒子）の存在確率を意味することとなった。確率論を持ち込んだのだから、当然の事ながら気付かなければならないのは、確率論とはエントロピー単調増大法則と表裏一体の論であるのだから、量子力学を適用した原子の軌道電子や原子核の中の粒子はエントロピー単調増大法則に従って時間が経てば散り散りばらばらになって行く事が必然となる。量子力学はわざとこの事から眼を逸らしているが、確率論を導入した物理学ではこれは絶対不可避の事である。しかし現実には水素原子では外から何もしなければ原子核の周りを軌道電子が半永久的に回り続けており、時間が経てば自然の成り行きで軌道電子が飛び去り原子核も崩壊してばらばらになって飛散するようなエントロピー単調増大現象は起こらない。つまり確率論の現行量子力学は物理的現実を全く説明していない。よって物理学として完全に誤りである。アインシュタインが「神はサイコロを投げない！」と言って物理学への確率論導入に正しくも反対した時に、この事に具体的に言及した訳ではないが、私がここで明言した弊害を重大な問題点の一つと彼が認識していたことは間違いない。
次に現代量子力学とは一体何の役に立ったのか？という質問である。
＜続く＞
ロシア科学アカデミー・スミルノフ学派論文審査員：ロシアの有名人・ドクター佐野千遥教
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