数年後の移住が確定したわけですが、今回は備忘がてらに移住を考えたきっかけを書きたいと思います。
1.自分には生きる力があるのか?生きる力を身につけたい
コロナ初期ではマスクが売り切れ手に入らなくなりました。
大雨や地震などの災害が起きると食べるものから日用品まで全て手に入らなくなりました。
平時はお金で物やサービスが手に入りますが、緊急時はお金があっても手に入りません。
そんな中で、自分に生きる力があるんだろうかと思うようになりました。
ここで言う生きる力とは、食べ物や物を自分で作る又は手に入るコミュニティを通じて、緊急時でも
家族を食べさせていく力です。
そして、今の私にそれは全くありません。
都会の環境でそういった力を身につけるのは難しいと感じました。
念のため、
お金は大事ですし、稼ぐ力は当然重要なので、併せて身に付けたいということです。
2.今のライフスタイルをこの先も継続していくことに疑問
今の暮らしはハッキリ言って恵まれていると思います。
経済的にも不自由はないですし、ブラック企業でもなく家族と過ごす時間もある。
住んでいる地域も住みやすく何不自由ない幸せな暮らしだと思います。
しかし、毎日満員電車に乗って通勤し、一日中ビルの中で働き、終われば満員電車で帰ることがルーティンです。
こうした日々をこれから10年、20年も本当に続けるのかと疑問を持つようになりました。
確かに今の生活を続ければ、給料も上がり、経済的に豊かになり、老後も心配することなくある程度の暮らしが
出来るとは思いますが、それを人生の幸せとイメージすることが出来なくなっていました。
3.今の環境で子育てし続けることに疑問
今の都会の子供達は忙しすぎるように思います。
学校が終われば、習い事と宿題で全然時間がありません。
(もちろん家庭にもよりますが、私の地域では大抵そうです)
私は都会田舎のような場所で育ちましたが、毎日放課後はランドセルを置いて友達と遊びに行っていました。
山にも川にも行きましたし、野球やサッカーも沢山しました。
友達の家にも毎日のように行きましたし、ゲームセンターにも友達と行きました。
遊んでばかりでしたが、本当に楽しかったです。
ですが、私が住む地域の子供達はそんな時間がありません。
更に友達の家に行くのも気を遣ってなかなか簡単に行けないようです。
更に小さい頃からあれはダメ、これはダメと言われて育つことが多いように感じます。
そんな中でコロナとなり、子供達を取り巻く環境はとても悪くなりました。
学校ではマスクを着用させ、子供達同士に話をさせない、黙食、運動会などのイベントの中止など、
子供達の貴重な時間や思い出、友達同士での遊びもなくなり、子供もかなりストレスを溜めていました。
学校の管理教育にも疑問を持ちました。
子供達の個性や特性、得意・不得意に重点をおかず、全国一律の決まったカリキュラムに従ってその枠に
子供達をはめ込んでいるように私には見えました。
そんな環境とコロナによる更なる管理強化で子供達も疲弊していく様子を見るうちに子供達がコロナも周りの
目も気にしなくてのびのびした環境で過ごして欲しいと思うようになりました。
4.一度きりの人生を後悔したくない
これが決断した一番の理由かもしれません。
人生は1度きり、今の家族と過ごせる人生も1度きり。
リスクを取らずに今の生活を続けることは簡単です。
でもその決断をすれば、この先一生あのときこうしていればを考えていたと思います。
リスクを取ってでもチャレンジしたいと心から思いました。
もちろんこの決断がこの先どういうストーリーになるかはわかりません。
ただ間違いないのは、やらない後悔よりやる後悔の方がいいってことです。
あまり纏まりのない文章ですが、移住後にこれを見てどう思うか楽しみです。