入院 家族説明① | 胎児水腫と診断されて・・・

胎児水腫と診断されて・・・

妊娠31週の妊婦健診で胎児水腫が発覚
発覚から退院までの記録

入院前に家族説明を受けるため

個室に案内された

 

 

会議室のような部屋で

そこに旦那を2人で先生を待った

 

 

なんかドラマみたい。。。

コウノドリのドラマが頭によぎった

まさか自分がこんな状況になるなんて

 

 

先生と看護師が入ってきた

沢山の書類を手に持っている

 

 

「入院と手術等について

 この書類をもとに説明しますね」

 

 

「病状から説明すると

 赤ちゃんの状態は

 胎児水腫、胎児胸水、

 それに伴って羊水も増えていて

 羊水過多の状態です」

 

 

「よくも悪くも32週

 肺が完成するのは34週と

 言われています」

 

 

「入院していただき、

 本日胎児胸水除去を行います

 それでも溜まるようなら

 後日シャントと呼ばれる

 処置を行います」

 

 

「胎児水腫は1万人~1万5千人に1人

 なるかならないかの珍しい病気です」

 

 

「この県でも年に1人~2人

 いるかいないかの確率です」

 

 

「今の状況は

 先ほどもお伝えした通り

 厳しい状況ではあります」

 

 

「治療中に、、、、、

 胎児死亡の可能性はあります。。。」

 

 

書類にも可能性として、

胎児死亡と書いてある。。。

 

 

文字でみると恐ろしく怖い

何度聞いても聞きなれない

 

 

「考えられる原因としては

 血液型不適合、貧血、心臓異常、

 腎臓異常・・・等ありますが、

 現段階で明らかに違うものを

 可能性から外すと、、、

 

 考えられる原因は

 染色体異常、感染症、原因不明

 この3つです」

 

 

え・・・・・

 

 

染色体異常・・・??????

 

 

一気に頭が真っ白になる

 

 

『私はクアトロテスト受けてたんですが、、、』

 

 

「そうですか

 でもクアトロテストは確定ではない、、、

 あくまで確率なんです。

 確率でしかないんです。。。」

 

 

うそでしょ・・・

 

 

胎児水腫の原因は

十何個もあるのに、

私の可能性はこの3つなの、、、

 

 

『胎児水腫で染色体異常が

 原因だった方は

 何パーセントくらいですか?』

 

 

「珍しい病気のため

 はっきりとした数字はありません

 病院によっても変わってきますし 

 答えにくい数字ですが

 あくまで私の経験だけで言えば

 30%位かと思います」

 

 

30%・・・

 

 

全然あり得る数字

 

 

この病気が0.06%で

染色体異常の可能性が30%

 

 

30%って割合として高い・・・

 

 

そもそも

染色体異常か

感染症か

原因不明のどれかだから、

どの可能性も約30%か・・・

 

 

染色体異常。。。

まったく考えてなかった。。。