前回からの続きです
あるとき仕事で飛行機に乗る機会があり、
飛行機の扉が閉まった瞬間、「もう3時間くらい逃げられない!」
という、ものすごい恐怖に襲われて
CAさんに「おろしてください!」とお願いしたことがあります。
もう滑走路に向けて、飛行機は動いているのにです。
CAさんはわかりましたと言って、
前列の比較的空いている席に案内してくれました。
そして水も持ってきてくれて
私は恐怖の中、CAさんに感謝しておりました。
今思えばもう降ろせないのはわかっているのに、
「わかりました」と言ってくださってさすがCAさんです。。
生きてきた中で、おそらく一番の恐怖ですが
これはパニック発作が起こった人にしかわかりません。
ただ、最近では
これが最悪なできごとでもありつつ
最悪なできごとを心の底から体験できたという
妙な達成感もあります。
結局、「体験すること」に価値を置いた場合
人生に何が起きても、それがどんなに耐えがたいことであっても
そんなすごい体験をすることができた
と死んでから思うのかなと思ったりするのです。