標題の飲み比べのスタートです。

 

 

 

CH.LEOVILLE LAS CASES 2007

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 2007 

 

CS66%、MR24%、PV9%、CF1%。オーク樽(50~100%)で12~24か月熟成。バランスの良い味わいは評価に値しますが、残念ながら本領発揮には至っていない様子。スーパーセカンドらしい突き抜けるようなスケール感を期待していただけに少し残念に思いましたが、それはそれとして、残りの二つのシャトーと比較しながら楽しく飲ませて頂きました。

 

 

 

CH.LEOVILLE BARTON 2007

シャトー・レオヴィル・バルトン 2007

 

CS70%、MR25%、PV5%。三つのシャトーの中でカベルネ比率が最も高いです(その代りフランが入っていません)。果実味は若々しく、ビンテージにしてはトーンが高めです。熟成感はさほど感じられず、クリアな果実味とグリッピーなタンニンが印象的。

 

 

 

CH.LEOVILLE POYFERRE 2007

シャトー・レオヴィル・ポワフェレ 2007

 

CS65%、MR24%、PV7%、CF4%。新樽熟成22ヶ月。樽からくる甘味と旨みが心地良く感じられます。果実味とのバランスも良いし、酸ともうまく調和しています。予断抜きで飲めば、三シャトーの中でこれが一番飲みやすくて美味しい。ラスカーズと共通点があります。

 

 

非常に勉強になる飲み比べでした。ごちそう様でした!