京王ワインバス・ワイナリーツアー に参加してきました。8時に府中の大國魂神社集合でした。
朝、眠い目をこすりながら電車を乗り継ぎ府中駅に到着。神社は駅から歩いて5~6分
のところです。

7時半に集合場所についてしまったので、近くをブラブラしていたらあっという間に時間が
すぎてしまい、気が付けば出発5分前。ダッシュで集合場所に戻ったら既にバスがスタンバッ
ていました^^;





バスに揺られること約2時間。最初のワイナリー訪問は、モンデ酒造さん。前に訪問したのは、
確か一昨年だったか・・・。





ワインの試飲もありますが、ジュースやウイスキーの試飲もあって色々楽しめます。
それでは、試飲ワインのご紹介。





最初に飲んだのは、こちら。プレミアム・ネオ・マスカット2014(モンデ酒造)。ネオマスカット種
100%。ちなみに、ネオマスカットはマスカット・アレキサンドリアと甲州三尺という品種のかけ
あわせです。マスカット系は正直苦手な品種ですが、山梨についた高揚感のせいか甘味が心地
よく感じられました。




モンテリア・ロゼ(モンデ酒造)。セパージュは、デラウェア種とブラッククイーン種。苺やチェリー
の香味。軽快なロゼです。





次に訪問したのは、マルスワイナリー(本坊主酒造)。「穂坂日之城シリーズ」は何度か飲んで
いたと思いますが、正直勉強不足です^^;





マルスワイナリーのウルトラ面白いガイドさん。強烈でした^^確か今年で61歳とか。ぜひ生涯
現役で頑張っていただきたいです。





壁に設置された樽から試飲します。ここでやっと山梨の至宝、甲州種を試飲。甲州種といえば、
以前、ジャンシス・ロビンソンMWがこんな事を仰っていました が、土着品種を大事にするジャンシス
ロビンソン女史らしい見解です。こうした後押しもあってか、甲州種はここ数年でかなりクオリティが
あがってきています。

いつの日か甲州も、スペインのアルバリーニョやオーストリアのグリューナー・フェルトリーナー
と肩を並べられる時がくるといいですね^^





シャトー・マルス・牧丘・甲州2013(マルスワイナリー)。辛口じゃなかったとおもいます。少し
甘味があってふっくらとした印象ですが、ベースにはしっかり酸があるので、味わいのバランス
はとれています。





マルス・ワイン・甲州辛口。キリッと辛口。線の細さは甲州の特徴ですが、コクや旨みがしっかり
のっていてこれまた及第点。





ランチは、フルーツパーク・富士屋ホテルでとりました。高台にあるホテルなので、眺めが◎。





富士屋ホテルからの眺め。少しモヤがかかっていたけど、それでも十分綺麗な景色でした^^





ガイドさんに撮って頂きました。

それではランチへ。





ルミエールワイナリーのスパークリングで乾杯。葡萄本来の甘さを感じます。





カブのスープ。





パン。





鶏肉のグリル ハチミツとハーブのソース。香草とソース、ハチミツのハーモニーが絶妙。





デザート。





コーヒーで〆。ご馳走様でした。





食事のあとは、ぶどうの丘にいきました。ここも高台にあるので眺めが素晴らしく良いです。





牧歌的な眺めがたまりません^^

さて、それではお待ちかねのテイスティング・タイムです。試飲ワイン約170本程あり、さすが
に全部は飲めないし飲む必要もないので、幾つか印象のよかったもの(=やはりCP)をご紹介。





シャリオ・ドール・甲州2008(丸藤葡萄酒工業)。写真はぼけていますが、味わいはしっかり
しています。甲州の特徴がうまく出ていたように思います。





ルバイヤート・甲州1993(丸藤葡萄酒工業)。ぶどうの丘でこんなバック・ビンテージが飲め
るとは思っていませんでした。他の若々しい甲州とは違い熟成感があって、トロリとした感触が
印象的。お値段約1800円、安い!





勝沼甲州樽発酵・2012(勝沼醸造)。甲州は周知の通り線の細い品種なので、樽をかけすぎる
と果実が樽にまけてしまって味わいのバランスが悪くなってしまいますが、この樽感は絶妙。





山梨勝沼甲州・シュール・リー2013(シャトー・メルシャン)。この日飲んだ中で一番バランス
よかった甲州です。軽くなく重くなく、ジャストなボディ・バランス。加えて、シュール・リーによる
酵母の旨みが秀逸。さすがメルシャン、大手の看板は伊達じゃありません。安定感あります。





THE・KOSHU・SEC・2012(ダイヤモンド酒造)。SECですが甘すぎず、食中酒にも十分いける
良いワインです。(暗いとうまくピントがあいません・・・)





最後はシャトー・勝沼を訪問。いくつか試飲もさせていただきましたが、最後のワイナリー
だったので集中力が落ちていたんでしょう、記憶に残っていないし写真も撮れていません。
ああ、もったいない・・・。





帰り際、シャトー勝沼さんより小瓶(キャール?)のワイン「祝富士山」を頂戴しました。
日本の誇り、富士山。大事にしていきたいですね。このあとバスに乗り込み、渋滞にも巻き
込まれましたが3時間ほどで無事、府中到着。楽しい旅になりました^^