![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/e0/00/j/o0530039713073828271.jpg?caw=800)
今回のてんとう虫会のテーマは、「妖しい古酒を飲んでみよう」でした。当たるも八卦、当たらぬ
も八卦。失敗を恐れていてはブルゴーニュを飲み続けることはできません!(と、自分にいい
きかせてみました。^^;)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/d9/01/j/o0530039713073836705.jpg?caw=800)
まずは、Noirさんが持ってこられた栗を。シンプルなんだけど、じわ~っと湧き上がってくる上品
な甘味が心地よいですね^^ご馳走様でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/5f/3c/j/o0530039713073828796.jpg?caw=800)
シャンパーニュ古酒で乾杯。ルネ・コラール・ブリュット1975です。ヒネ香もさほど感じず、
クロワッサンやブリオッシュ的なイースト香が支配的。ちなみに、このとき飲んだ90 は完全に
紹興酒の香りでしたっけ^^;これは純粋に美味しかった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/e1/5d/j/o0530039713073828269.jpg?caw=800)
ミッシェル・ニーロンのシャサーニュ1erレ・ショーメ・クロ・ド・ラ・トリュフィエール2008。
クロ・ド・ラ・トリュフィエールは、ショーメの中の有名な区画です。木なり果実主体に、バター、
トースト、ナッツ。レベルは高いんですけど、親しみやすい味わいです。ニーロンって・・・
やっぱりいいですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/f3/63/j/o0530039713073828268.jpg?caw=800)
アルベール・モローのサヴィニー・レ・ボーヌ1erラ・バタイエール・オー・ヴェルジュレス1992。
モローのモノポール。決して強くはないVTですが、リッチな果実感は未だ健在。とはいえ、
タンニンや酸は液体に綺麗に溶け込んでいます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/2d/45/j/o0530039713073828267.jpg?caw=800)
トープノ・メルムのモレ・サン・ドニ1976。MY持参品。2本購入し、昨年1本飲んで検証済み
だったのでそこそこ安心しながら持参させて頂きました。モレにしては比較的香り高く、
味わいもやわらかではありますが、目の詰まった好感の持てる味わいでした。
「ジョルジュ・スーラのような味わいね」と、JOEさん。なるほど、「目の詰まった」=点描っていう
意味ですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/0e/38/j/o0397053013073828794.jpg?caw=800)
ブシャール・ペール・エ・フィスのモレ・サン・ドニ1970。(これだけグラスとセットの写真取り忘れ
ました)妖しいどころか、すばらしい古酒です^^柔らかなテクスチャー。複雑性や奥行はトープノ・
メルムよりも上です。JOEさんがミレイのオフィーリアを引き合いに出すのも納得な味わいです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/81/1e/j/o0530039713073829004.jpg?caw=800)
リッジヴューのブルームスベリー2004。上部のラベルにMEREET(メレット)とありますが、
これはドン・ペリニヨンよりも先に伝統方式でスパークリングをつくったとされるイギリス人、
クリストファー・メレットに敬意を表してつけらているんだそうです。久しぶりにリッジビュー
飲みましたけど、レベルの高い味わいに内心びっくり。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/21/all-roads/1c/3b/j/o0530039713073902084.jpg?caw=800)
ミシェル・ゴヌーのポマール1er2007。ゴヌーのこのクラシックなエチケットを見る度、安心感
をおぼえるのは私だけでしょうか^^ゴヌー=若い内に飲むとタンニンで口中がキシキシする
長熟タイプ、というイメージがありましたが・・・今は事情が違うようです。なめらかで流麗な
味わいに時代の流れを感じてしましました。ゴヌーに限らず、モダンなつくりに徐々にシフト
しつつありますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/d2/5c/j/o0530039713073828792.jpg?caw=800)
ミシェル・ゴヌーのポマール1erグラン・ゼプノー2008。1級07に比べるとスケール感や複雑さ
がアップしています。これもいいですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/20/all-roads/7a/1f/j/o0530039713073828270.jpg?caw=800)
今回もレジーナでの開催でした。シェフ、ギックリ腰のところありがとうございました^^;
皆様、次回も宜しくお願いします。