アスティを飲むのは久しぶり。造り手はご存知、フォンタナフレッダです。
(ショップ:? インポーター:モンテ物産 生産国等:イタリア・ピエモンテ ALC:7.5%)

アスティは、きっちり冷えてる時の最初の一杯は素直に美味しいなぁ、って感じるんです
けど、液温が上がるにつれて飲みづらくなってしまうので正直苦手です^^;というより、
モスカート・ビアンコ種が苦手といった方が正解(?)。マスカットの香りはいいですけど、
食事(特に和食)には合わせづらいですね。

ちなみに、マット・クレイマーの『イタリアワインがわかる』を読みながら飲んでいたら、アスティ
の製法について興味深い内容がのっていました。アスティは周知の通りタンク内二次発酵
ですが、もともとシャンパン製法でつくられていたんだそうです。

でも、糖度の高いモスカート・ビアンコから作り出される泡があまりにも強く、瓶が破裂する
恐れがあったので、安全なシャルマ方式(タンク内二次発酵)に変更したとのこと。
マット・クレイマー曰く「(タンク内二次発酵)この製法はシャンパン方式より格は落ちるが、
その「お陰で品質が向上したのは皮肉なことだった」。ピンチはチャンスですね^^