会社の住所で私宛に、何か届きました。![]()
それは、一週間ほどまえに逝ってしまった人の娘さんからでした。
お菓子と一緒に手紙が入っていました。
綺麗な文字で、季節のあいさつとともに、
桜の花とともに逝ってしまった父はきっと幸せでした・・・と。
そして何度も、足を運んでくれて助かりました、ありがとうという文面であった。
ホッとした気持ち。それに、うれしかった。
訪問看護の仕事でその人と出逢い、その最期を看取るまでの時間は実にさまざまで、長ければ5年ほどの長
いお付き合いもあれば・・・・この人のように、たった一週間ということもある。
お互い信頼関係を築くのには、それなりの時間が必要なのに、短ければ短いほどそれは難しい。
いきなり他人が家に上がりこんできて、あれやこれやと、アドバイスしたり処置をしたりと・・・・
挙句の果てには、一日何度も電話がかかったり、数回訪問に来たりと・・・・・
今回がそうだった。 家族も戸惑ってはいないか? 家族も疲れているのに何度も訪問したり電話をするこ
とで、よけいに神経を使ったり疲労させたりはしないか? 信頼関係を築くか否やの短い期間なので、少
し心配だった。
でも私がするべきところである。 最期を支えるには必要なことである。 ぐいぐい思うままに行動するしかな
かった。ときは一刻も待ってくれないんだから。
短かったが看取るまでの一週間、本人や家族さんの力に少しは、なれたのかな?
手紙を読んでそう思った。
自分の信じたことを、これからも迷わずに、貫いていこう・・・
この手紙が、戸惑う私の背中を、この先ずっと、思い切り押してくれるであろう。