こんばんは!


始まりました、テキトー音楽のススメ。


今日もテキトーに好きな曲を紹介していきます。




本日ご紹介する曲はこちら!




あいみょん「ひかりもの」




「瞬間的シックスセンス」というアルバムに収録されたこちらの曲。

優しい曲調や歌声と、いろんな葛藤や悩みを語った歌詞が特徴です。

2018年当時の、あいみょんさんご自身の心情を歌われた曲だそうですね。

「珍しく凄く感情的に衝動で書いた曲」とインタビューで語られています。



「ひかりもの」というと、どことなく煌びやかで前向きなイメージが沸きますが…

当時のあいみょんさん的には、むしろ「今だけ光っているもの」というマイナスな言葉という認識だったようで。

今は光ってるから見てもらえているだけで、それがいつまで続くかわからないとか…

だからこそ、周りの人を大切にしたいという想いとか…

その過程で、ちょっとしたことでいろいろと悲しくなったり傷ついたりする感情とか…

そんな想いを抱えていた時期に作られた曲とのことです。



たしかに感情をオブラートに包まない、リアルな歌詞が印象的ですね。

それでも、ただマイナスな感情を吐きっぱなしではなくて。

最後は「もう泣かない」「もう傷つかない」と小さく誓いを立て前を向こうとして締めるのが、あいみょんさんの曲や人柄の良さ!…の、ような気がします。



クリスマスみたいな世の中がキラキラと明るい時って、影もその分暗くなるものだと思っていて。

「周りはキラキラしてるのに私ばかり…」みたいな感情が、ふとよぎってしまう人も少なくないと思うんですよね。

「周りが幸せだから私も幸せ!」って毎回いつも思えるほど、人って立派じゃないし強くない。

かと言って人の不幸を願うことはしないし、人の幸せを見てほっこり嬉しくなる感情もあるけど、それだけでもないというか。

…みたいな、こういう時期にありがちなモヤモヤに寄り添ってくれる曲ではないかと思います。