イントリーゲ
交渉ゲーム。他に色々あるんだろうけど、私の中では交渉ゲーム。
他の国に自国の学者を雇用してもらって金を稼ぐ&自国に外来の学者を雇用する際に、猟官の為の賄賂をせしめたりして金を稼ぎ、最終的に金の多いプレイヤーの勝ち。
良い意味で、最悪に下種なゲームですね。なかなか類を見ないです。
猟官の為に賄賂を貰いながら、その約束をガン無視して雇用しなくても問題ない。恩義を売るのも良いが最終的には持ち金で勝つことだけを目指すので、友好も裏切りも有ったものではない。
正直に言って、私がこのゲームが非常に弱いので、評価に下方修正が入っています。
やってみればシステム上で見るべき点は多いですが、あんまり好きになれない。
玄人がやって行きつくところは、カウンティングを完璧にする&最終的な雇用状態を調整して合計スコアで勝ち切ることを目指すことになるのでは?カウンティングが苦手な私のような人間は、どうにも勝ちが見えない。カウンティングが出来ないなら最終的に口先で『自分が負けてる』アピールに終始することになり、それはどうなのよ・・・
システム上で好意的に見ているポイントは
・他国の動向を見て、自国のどのポストに高給を払うかの設定が大事。
・同様に、他国で優遇されているポストの学者トークンをどう使うかが大事。
この辺の見極めは、カウンティング以前の問題だということは2回負けて分かった。
ポストを争うにも、そのコマが無いと話にならない。実入りの良いポストに向けて動ける体勢を整えるのが、序盤でやることと思う。
・・・まぁ、露骨に有利が見えると包囲網が敷かれるので、結局潜むことになるのですが。
あまり策を考えずにガンガン前に出る直線的なプレイヤー(私など)には向かないですね。交渉策謀が好きで計算できるプレイヤーさんなら、かなり楽しめるのでは?