新潟県中越沖地震から、今日でちょうど2年が経ちます。
私が住んでいる上越市も激しい揺れに襲われました。
今でも当時のことははっきりと覚えています。
その日は、休日出勤日で。
私と先輩と、直属の上司である班長と共に仕事してました。
突然、ドンっ!という音ともに縦に揺れたかと思ったら、すぐに
立っているのも恐ろしいほどの激しい横揺れが。
先輩と班長は茫然とその場に立ち尽くし、私は怖くなって、
頭を腕で隠してしゃがみこんじゃいました。
揺れがおさまった後、「地震の影響が機器に出ているかも
しれないので、動かさないでください」「ガスは安全のため止めています」
「ボイラーも止めています」と、矢継ぎ早に放送が入って。
そんな中、班長は機械を動かして作業再開させてたし…。
「おーいっ」って、心の中で突っ込んでました。
で。
普通なら、「すぐに作業を中断し、片づけて帰宅しなさい」って
指示が出るはずですが、なかなか出なくて。
お昼ご飯も当然のように食べて。
休憩室のテレビに映し出される地震の情報、柏崎市内の様子に
みんな釘づけになりました。
結局、帰宅指示が出たのは午後2時を過ぎてから。
帰った後も、情勢が判明してくる中で、心配になったのは、
当時、柏崎に住んでいた友達のこと。
ケータイもろくに使えなくて、心配しましたが、「無事だ」という
メールをもらった時はうれしかったです。
いつ起こるか分からない地震。
「備えあれば憂いなし」なので、防災に向けて
今一度、点検してみるのもいいかもしれないですね。