『NO.6〔ナンバーシックス〕#8』を読みました。 | ヲタのち腐。時々雑談。所により妄想

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NO.6〔ナンバーシックス〕#8 (YA!ENTERTAINMENT)/あさの あつこ
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内容(「BOOK」データベースより)
瓦解するNO.6、いよいよクライマックスへ。矯正施設の最上階でついに紫苑は沙布との再会をはたした。だが非情にも、それは永遠の別れを突きつけられるものだった。マザーの破壊を願う沙布…。そして、ネズミの仕掛けた爆弾は建物を炎に包んでいく―。爆発、炎上をはじめた矯正施設から脱出するために、紫苑とネズミは最期の闘いに挑む。



このシリーズを簡単に紹介すると、


完璧に管理されたNO.6という都市と、ゴミ溜めのような場所と二つに区切られている世界。

NO.6に住んでいた少年紫苑は傷を負って逃れてきたネズミと名乗る少年を助けたことから、追われる身になりゴミ溜めの町へ逃げる。

NO.6にいた時には存在することさえ知らなかったスラムのような場所で、ネズミと共に生きる内に、完璧に統制されたNO.6の異常さを実感していくことに。

そんな時、紫苑の友人だった沙布が、NO.6の矯正施設へ捕らわれたことを知る。

折しもNO.6では、異常なウイルスによる病気が蔓延していた。それは、矯正施設が原因のものだった。

紫苑は沙布を助けるために、ネズミは紫苑に協力し、そしてあわよくばNO.6に一矢報いるため、危険を冒してNO.6に潜り込む。

そこで見たものは、紫苑の想像を遙かに超えた悲惨なもので・・・・・・。



というものなのですが。


沙布が脳だけになってマザーコンピュータになっているのは予想できていましたが、児童書ですよね・・・? と、ちょっと確認したくなりました。


とはいえ、遅いのでしょうがね。


このシリーズ、児童書?と勘ぐりたくなるような陰惨な表現が今までにも結構あったりしますので。


まあでも、イギリスの児童文学に比べれば全然マシな表現ではあると思いますけれど。

(ダレン・シャン読んだ時は、これが児童書ならイギリスはどうなっているのだろう?と思いましたし)



普通に読んでも面白いと思うのですが、私の場合はちょっと脳が腐っている上に、目にフィルターが掛かっているもので、このシリーズはちょっとドキドキしながら読んでいます(笑)


紫苑とネズミの関係が尋常ではなく。


というか、絶対作者(あさのあつこ)さんは狙っていると思う。

『The MANZAI』といい、『バッテリー』といい、腐った乙女心を射抜きすぎ恋の矢



そのネズミが、最後の方で紫苑を庇って撃たれまして・・・


本当に続きが待ち遠しい展開で終わってくれました。


早いペースで続きが出るシリーズではないので、できれば早めにお願いしたいなぁと願っています。


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