- 身代わり伯爵の失恋 (角川ビーンズ文庫)/清家 未森
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内容(「BOOK」データベースより)
第五師団が捕縛され絶体絶命の中、ミレーユはリヒャルトの即位に必要な宝剣を手に入れ、公女エルミアーナを救うため、炎上する離宮に飛び込んだ。それを知ったリヒャルトもミレーユの後を追い離宮へ飛び込むが、ミレーユは怪我で意識不明になってしまい!?「帰らないで。ここにいてください。俺のそばに」かくして『身代わり伯爵』の切なく命懸けの試みがはじまる!全員失恋!?待ったなしのハイテンション・王道ファンタジー。
相変わらず変人しかいないような世界(笑)
王子様ごっこが大好きなエルミアーナを救いにいったミレーユの危機を救ったのは、リヒャルト(王太子)。
「やっぱり王子様は姫の危機を救うのよ」
を地でやられ、もしかして(作者さんは)これがやりたかったんじゃ・・・
と。
ええ、いいシーンではありましたけどね。
超がつく程鈍感なミレーユを口説き落とす本気のリヒャルト。
今回唯一進展があったのは、ようやくミレーユが自分の気持ちに気付いたってところでしょうか。
でもその時には既にミレーユには、リヒャルトの為という親切を武器にした忠臣ルドヴィックの嘆願が。
結局身を引く形になるのですが、リヒャルトの自業自得ってことで(笑)
去っていったミレーユを連れ戻すよう画策するリヒャルト。その影で、未だミシェルの正体がミレーユで、女だったと気付かない第五師団団長のジャックが、
「殿下(リヒャルト)が男に走った
」
と誤解中。
一応王太子の剣を自認するなら、もう少し人を見る目を養った方がいいと思うよ。
副官は気付いているんだからさぁ・・・という一幕でした(笑)
最後に、怪しさ全開だったウォルター伯爵の目的も分かり、その上ミレーユの双子の兄のフレッドが捕らわれ・・・・・・。
いい感じで次巻へとなりました。
面白かったです。
このシリーズは変人ばっかりですが、それに慣れてしまうと結構面白い。
早く次巻が読みたいです。
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